昨夜は仲間と秩父へ星を見に行きました。
日没後から晴れていましたが、
20時前には雲が多くなり、やがて雲間から星が見られる程度になってしまいました。
天気は、曇りという予報もあり、不安でした。
しかし、21時半過ぎからは雲も見えなくなりました。
その後は、シーイングも良く、久しぶりに出動させたドブソニアンで観望しました。
月は上弦を過ぎていましたが、月全体がうまく視野に収まるような倍率を選び、
輝いている部分を視野から外していくと、まだうっすらと地球照がみえていました。
写真に写すとはっきり写りますが、眼視ではようやくわかる程度です。
オリオン大星雲のトラペジウムも6つの星がきれいに見えていました。
星雲星団、特に、おおぐま座や、おとめ座付近の銀河をドブソニアンで眺めました。
固定撮影もしてみました。
画像は、2:29から4:32までの226コマの比較明合成です。
(シグマ8mmF3.5→F4.5 EOS X4 ISO1600 30秒,画像は左右をトリミング)
雪景色が青緑なのには理由があります。
仲間の、あっ、と言う声と同時に、
明るい流星が、いくつかのオレンジ色光りの塊に分裂し
緑色の軌跡を残しながら落下していくようにみえました。
北東の木々の間から見える流星は、そのままどこかへ落下していくようで、
その瞬間は、”何か惨事を引き起こすのでは…”と、不安がよぎりました。
2:42頃でした。
流星が消えると、興奮冷めやらぬ仲間達と、
今のが単なる流星物質だったのか、隕石なのか、人工衛星だったのか、
あるいは何らかの実験や兵器なのではと、語り合いました。
該当時刻のコマを見ると、流星は流れ始めの経路だけがうっすらと写り、(この画像ではわかりません)
明るく輝き始めた経路は、写野の外になってしまいました。
しかし、雪が青緑色にかぶっており、これは流星によるものでしょう。
かぶりは、近景のみならず、奥の武甲山から、秩父連山にまでおよんでいます。
広い範囲を照らす、流星の輝きによるものです。
・・・地球照ならぬ、流星照とでも言いましょうか、意外に明るいものでした・・・
撮影日時は、
左 2013/01/20 02:41:15
中 2013/01/20 02:41:48
右 2013/01/20 02:42:21
by inoz
今夜は、新年観望会でしたが、
私は残念なことに風邪をひいてしまい欠席です。
出かけることは難しいので、自宅で太陽を観察しました。
ある人から、ブログの情報で、
「黒点が出て太陽活動が活発になっている」ということで、
久しぶりに見てみようと思ったからです。
確かに、なかなか活発な様子が見られました。
先ほど外を見たら、星が良く見えました。
オリオンが高くのぼり、もしかしたら、仲間は今、
それを望遠鏡で見ているのだろうかとか思いました。
by inoz
月齢があまりよくなかったのですが、埼玉県民の森まで行きました。
まだ凍結&積雪はしていませんでした。
20時頃現地に着いた時には4名いました。
今回はハズレでしょうか、極大時刻22時になってもほとんど流れず・・・。
結局3時半まで見たもののほとんど見られませんでしたが、機材を片付け終わった4時頃は
結構流れていました。
やはり明け方が良かったのでしょうか。
極大時刻もアテになりませんね(^^;
この日はものすごく寒く、私の中の記録を更新しました。
まさか県民で-14℃を経験できるとは・・・。
ちなみに同日の戦場ヶ原は-12.5℃。
これが普通なのか異常なのかはわかりませんが、埼玉だからといってナメて行くと
危ないですね・・・。
私の他もあまりの寒さに早々と帰ってしまいました。
by天狼
昨夜から未明にかけては、しぶんぎざ流星群が見られるはずでした。
月はありましたが、天気は良くて、チャンスだったと思います。
自宅付近で撮影だけしました。
カメラはAPS-Cで焦点距離は11mm。空の開けたペルセウス座方向を狙いました。
21時半から22時頃までです。予定ではもっと遅くまで撮影予定でしたが、
途中で電池が切れて、22時で終わってしまいました。
翌日から仕事だったので、もう面倒になり撮影はやめました。
撮影方向も時刻も良くなかったのでしょう。
残念ながら流星は写りませんでした。
inoz
年越観望会の夜は、大晦日の19時半には月出でしたが、
東側の山際に月が姿を現すのは、それから1時間半後の21時過ぎでした。
透明度の良い夜は、月がある程度明るくても、
そこそこ星を見ることもできなくはないのですが、
月が姿を見せると、月光に直接照らされ、
しかも地面もは明るくはっきり見えるようになり、
急に、星を見ようという気持ちが削がれます。
その意味では、山が月を隠してくれる場所は
月明かりのある夜に観望するには良いかもしれません。
昨年行った星の村も、山陰に月が隠され、
月出後もある程度、星空観望を楽しめました。
その時、山際の木々から姿を見せる月の画像です。手前の木の葉に合焦させました。
はじめは、山の中で何かが光っているように見えていましたが、
やがて月本体が木の上に抜けて、その正体がわかりました。
inoz
年越し観望会に行く途中、ときがわ町方面から上ると、
高篠峠付近の木々が開けた場所からは関東平野の街並みを望むことができました。
画像は、35mm版換算で250mmレンズくらいの画角です。
さいたま新都心の建物が写っています。
関東平野へ向けた視界はそれほど開けてはおらず、
視野を右へ向けるとすぐに近くの山に遮られます。
ここからこの時期の日の出を見ることは無理のようです。
by inoz
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
昨日から、年越し観望会を行いました。
今回は月が大きく、天体観望には向かないと思っていましたが、
透明度の高い星空で、明るい星雲星団や、リニア彗星も楽しむことが出来ました。
月の条件の良い、再来週は新年観望会を計画しています。
そして、今度もまた、年越しの星空を撮影しました。
越年前後約1時間です。
大晦日の19:28頃に月出となり、
既に、高度45度くらいに、月齢18の明るい月が昇っていました。
12/31 23:00~25:00
Canon EOS Kiss X4
TAMRON SP AF11-18mm F/4.5-5.6 Di II
11mmF5 ISO1600 30sec 220コマ比較明合成
by inoz