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飯能天文同好会会員のブログ

29日の月

2011年10月31日 | Weblog
先日の月ですが、これは3倍テレコンバータを使い、露光も変えて、欠け際を描出してみたものです。

丁度、欠け際に、4つの大クレータが並び、見ごたえがありました。
これらは、東経60度付近に位置しており、
北から、ラングレヌス、ヴェンデリヌス、ペタヴィウス、フルネリウスです。
ペタヴィウスの中央丘が太陽光を浴びて目立っています。
「月面ウォッチング(地人書館)」によると、壁平原とも表現されており、
それぞれの直径は、132km,1477km,177km,125kmです。

危機の海も、同じような月齢で日の出を迎えています。
北の月縁には、フンボルト海が見えています。

BORG76ED
TELE CONVERTER 3x
Canon EOS 60D
ISO800,1/50,5枚コンポジット処理
アンシャープマスク等処理,トリミング
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29日の地球照

2011年10月30日 | Weblog
昨夜は県民の森へ星を見に行ってきました。
日没後、西空に見えた月を撮影しました。

月齢は約2.5日。この時期の新月後の細い月は高度が低く、
早くしないと、どんどん高度が下がってしまいます。

この日は、雲も迫っていたので、まだ空が明るいうちから
地球照を狙ってみました。

結果は、月の丸い輪郭は分かりますが、
地球照の部分の、月の模様は、海の形がなんとなくわかるかなと言う程度です。

地球照の撮影は、もう少し空が暗くなってから、露光をかけないと難しいです。


BORG76ED
Sigma APO TELE CONVERTER 2x EX DG
Canon EOS 60D
ISO6400,1/20,7枚コンポジット処理

by inoz
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観望会中止

2011年10月22日 | Weblog
今日は朝から雨だったので、観望会は雨天中止となりました。
先週は八ヶ岳方面へ合宿下見に行ったので、会員の観望会は参加希望者は少なく、
この雨は、一休みの機会を与えてくれたと、前向きにとらえたいと思います。

しかしながら、星を見る機会が失われたのはさびしいもので、
フリーソフトのStellariumの背景に、県民の森で撮影したパノラマ画像を使って、
疑似的な星空を再現して見ていました。

キャプチャーした画像を合成すると、まるでその場で固定撮影したかのような・・・
とまではいきませんが、まあまあリアルな画像を得ることもできました。

by inoz
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合宿下見

2011年10月16日 | Weblog
この土日を利用して、同好会の天文合宿の下見に行ってきました。
八ヶ岳山麓です。

夜はあいにくの雨模様でしたが、晴れれば良い星空が期待できそうな場所でした。
来年の候補の一つに検討出来そうです。

今朝は天気が回復して、雄大な八ヶ岳をお撮影したり、落葉松林を散策して帰りました。

by inoz
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今日の太陽

2011年10月14日 | Weblog
太陽黒点が増えて、やや賑やかな太陽面です。
ソーラーマックスⅡ60は不具合?により数か月は手元に戻らないので、しばらくは白色光での撮影です。

この画像は、BORG76EDにバーダー太陽フィルタ(フィルムタイプ)を取り付けて、
3倍テレコンをつけて撮影したもので、月を撮影している機材と同じです。

デジタル一眼で撮影した画像を6枚加算平均したものを画像処理しました。
像の甘さはピント合わせの甘さが第一ですが、薄雲の影響が大きいかもしれません。
あるいは、シーイングの影響もあるかもです。
USBカメラで撮影して、画像処理を加えれば、多少は改善できるのかもしれません。
ただ、USBカメラを使うと、昼休みにさっと撮影とはいかないくなります・・・。

by inoz
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危機の海の日暮れ

2011年10月13日 | Weblog
今夜は、真夜中になって晴れてきました。
月が綺麗に見えていて、少し離れたところには木星が輝いていました。

月面は危機の海がもうそろそろ影に入ろうかとしているところでした。
危機の海の東壁が、影を落としているのが美しく見えます。

by inoz
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コペルニクス

2011年10月11日 | Weblog
先日10/7の月の、明暗境界付近の画像です。

コペルニクスが姿を見せて、カルパチア山脈も見え始めています。
シーイングの良い日に、拡大してみると、
コペルニクス西側の小クレータの作り出す複雑な凹凸や、
カルパチア山脈の山々が見事なはずです。

コペルニクスは、段丘を持つ円形の周壁が目立ち、
立派な中央丘のあるクレータで、この画像でも、中央丘が2つ白い点として写っています。

南方のランズベルグも中央丘を持つクレータですが、
画像では周壁の影に入ってしまって見えません。

更に南、ブリアルドスも中央丘が白く写っています。
このクレータの周辺、雲の海には、溶岩で埋もれたクレータが多く見られます。

by inoz
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月と画像処理

2011年10月08日 | Weblog
昨夜、月を撮影してみました。
コペルニクスの西側に見えるカルパチア山脈が明暗境界となっています。
山脈はちょうど日出をむかえたところです。
明暗境界線は、輝度の変化が激しく
銀塩時代は暗室テクニックがものを言いましたが、それも前世紀の話となりました。
今はデジタル画像で、あらゆる処理が手軽にでき、試行錯誤も容易です。

今回は、元画像からマスク画像を作成して合成し、
明暗の輝度を和らげて画像処理してみました。
左側が元の画像で、右側が処理後の画像です。

by inoz
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赤とんぼ

2011年10月07日 | Weblog
先月、星を見に行った日に、石段にトンボがとまっているのを見かけました。
トンボと言えば、棒の先などにとまるものとのイメージがありますが、
石段に何匹もとまっていて、歩くとき、うっかりすると踏みつけてしまいそうな感じです。

動くものに対して警戒して、トンボは動きをとめるということですが、
カメラが近づいても微動だにしませんでした。

by inoz
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深まる秋

2011年10月06日 | Weblog
昨日に引き続き、元会長に送って頂いた、秋らしい紅葉の画像です。

秋晴れの青く澄んだ空に、紅色が映えています。


by inoz
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