先週の観望会で仲間と丸山展望台へ登りパンスターズ彗星 (C/2011 L4)を見てきました。
紛らわしい飛行機雲も見えましたが、18時半前にはきっちり彗星の姿を確認できました。
確認できたと言っても、デジタルカメラで撮影した画像や、双眼鏡によるもので、
肉眼での確認はできませんでした。
慌ただしい一週間でしたが、夕方の西の空は気になりました。
残念ながら、この時を最後に、彗星の姿をとらえることはできていません。
話題は変わりますが、今年はもう桜が満開になろうとしています。
この早さは、私の記憶では５年前と同じくらいと思います。
星と桜の風景写真は、桜の季節にチャレンジしたい対象ですが、
今年もまた、チャンスを生かせないまま桜の季節が過ぎ去ろうとしています。
by inoz
昨日の昼過ぎに、ISSが太陽面を横切るところを撮影できました。
今回は、非常に近い場所が通過予報線上になったので、
幸いにも観察することが出来ました。
by inoz
今日は、丸山展望台では無く、その登り口に近い場所で彗星を撮影しました。
木々の間からなので、視界は限られてしまいますが、
望遠レンズで狙うには十分です。
18時半前後から双眼鏡で彗星が判別できるようになりました。
今回は10×7の双眼鏡で観察しました。
輪郭のぼけた光点から尾が伸びているのがわかり彗星らしい形です。
しかし、肉眼では彗星の存在を認めることはできませんでした。
150mmF2.8 Canon EOS 60D ISO250 2秒
視界を横切る邪魔な雲の下に、彗星が出たころには双眼鏡でも確認が難しくなり、
少しすると彗星が見えなくなってしまいました。
山の輪郭も双眼鏡でぼんやりとわかる程度になってしまいましたが、
それでも、カメラにはわりとはっきり彗星が写っています。
150mmF2.8 Canon EOS 60D ISO400 3.2秒
by inoz
丸山展望台からパンスターズ彗星を見てきました。
気温が戻り融けた土中の水分も凍ったのか、
今回は足をぬかるみに取られることも無く速やかに登れました。
展望台からの眺めでは、前回より低空の靄は控えめで
空の条件は格段に良く見えました。
期待できる反面、夕焼けはオレンジ色で明るく、
もしかしたら今回も夕焼けだけを見て終わりか？
という嫌な予感がしました。
彗星が見えないまま、時間が過ぎましたが、
18時半前後に7×5の双眼鏡でようやく彗星を確認できました。
それ以前にも、彗星らしきイメージを何度か視野にとらえていましたが、
双眼鏡から目を離して、もう一度導入しようとすると、もうわかりませんでした。
18時半を過ぎると、はっきり見えるようになってきて、
カメラのライブビューでも彗星がはっきり見えるようになりました。
150mmF2.8 Canon EOS 60D ISO400 1秒
150mmF2.8>F3.2 Canon EOS 60D
ISO100 2.5秒 15コマ加算平均 トーン補正 トリミング
by inoz
土曜日の夕方、もしかしたら彗星が見えるかもしれないと、丸山展望台へ行ってみました。
向かう途中、平野部からは山の姿が霞んでほぼ見えませんでした。
霞と黄砂と花粉のせいでしょう。
展望台からの見晴らしは、高度が稼げる分、少しましなように感じました。
日没頃に仲間も来て、彗星没時刻までは双眼鏡で探していましたが、
徒労に終わりました。
展望台への山道は、ここ数日の暖かさで雪は大分なくなったようですが、
融けた雪と霜柱で泥が柔らかく滑りやすくて、細心の注意が必要でした。
展望台から降りてからは、２０時頃まで星を見てから帰りました。
意外に星がきれいに見えていました。
by inoz
