政治家のイメージを激しく破壊している・・・のはどっちだ？

今年の成人式は、メディア的にはあまり盛り上がらなかったようだ。

毎年毎年「荒れる成人式」というのをコンセプトに特集を組んでいたに違いないが、今年の場合、ニュースなどでは成人式での乱痴気騒ぎはあまり報道されていない。

たぶん、ほとんどなかったのだと思う

しいて言えば、横浜市で開催された成人式で、バカが爆竹を鳴らした、というニュースくらいだろうか。

別に成人式だからと言って、「成人になったのだから、騒いでもいい」というわけではないので、今までが異常だっただけ。

騒ぐ連中なんて、年齢に関係なく騒いでいるはずだし、逆に成人になれば、犯罪を起こした時には実名報道されるので、「もう騒げなくなる」というのが本音なのではなかろうか。

そんな趣旨のことを成人式で話したら、イチャモンをつけたバカがいた。

発言したのは、ご存じ麻生副総理。

福岡での成人式の祝辞で、以下のような発言をしたそうだ。

『二十歳を境に何が違うのか。飯が食える、たばこが吸える、酒が飲めるとかなんてどうでもいい。それより、皆さんがた、もし今後、万引きでパクられたら名前が出る。少年院じゃ済まねえぞ。間違いなく。姓名がきちっと出て「２０歳」と書かれる。それだけはぜひ頭に入れて、自分の行動にそれだけ責任が伴うということを、嫌でも世間から知らしめられることになる。それが二十歳だ。』

言い方はともかく、内容としては「おっしゃる通り」だろう。

「二十歳になれば、自分の行動に責任が伴う」というのは、何も間違っていはない。

しかし、これに対してあの蓮舫がこうツイートしている。

『なんか、もう。黙ってて欲しい。政治家のイメージを激しく破壊される』

なんか、もう・・・

何を言っているのかさっぱりわからない。

麻生さんの言っていることの、どこがどう悪いのか、その指摘もない。

安倍さんに対するのと同じで、とにかくすべての発言が気に入らないのだとしても、言っていることに内容について少しは考えろよ、と思う。

「政治家のイメージを激しく破壊」しているのは、むしろ二重国籍というだけでなく、普段の発言がいいかげんすぎて、まったく信用されていない自分の方だろうに。

まあ、昨日触れた金慶珠なんかと同じで、自分のことを顧みることなどないのだろうけど、どうしてここまでアホなことができるのか、不思議でさえある。

やはり、メディアが指摘しないどころか、「歯に衣着せぬ発言」ということで、「野党きっての論客」みたいに持ち上げているから、こういうバカな政治家が増えるわけだ。