はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
映画やスポーツも大好きです!
(旧:はぶて日記)

流行って・・・

2004-09-04 | 日記
今日の昼休み、ある書店に寄ってみると、店頭に何やら書籍が山積みとなっていた。

よく見ると、ハリー・ポッターの最新刊「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」だった。
赤(エンジ色?)のきれいな装丁であったが、ずいぶんと積まれていた。

昨日のニュースで「早朝から長蛇の列」というようなことが放送されていたのを思い出し、「ああ、これか」と思ったのだが、山積みになっているということは、思ったより売れていない、ということか?

確かに、楽しみにしていた人が多いことは事実だろう。

発売と同時に買わないと売り切れてしまう、と心配して、前日から並んでいたという物好きがいることも「あり」かも知れない。(アホか!とは思うけど)
「一番」ということだけにあこがれて並んでいたのかも知れない。
「何だか知らないけど、皆が並んでいたので」というヤツも、いたのかも知れない。

だけど、上下巻合わせて4200円というのは、普通の本にしては高い気がするし、ちょっと人気に便乗しすぎではないのか。

かつて「ウィンドウズ95」が発売された時にも、深夜発売開始にもかかわらず、同じく各地で長蛇の列ができあがっていたが、あの時は、パソコンのソフトということで、わけもわからずにとりあえず購入したお父さん方も結構いたのではないかと思う。

しかし今回は、本当に好きな人以外では、そうは売れないのではないのだろうか。
だって、繰り返すようだが、上下巻合わせて4200円である。

読みもしないで、ただ買うだけ、って人がいるんだろうか。

ただ、その昔ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」というトータルで10数時間もかかる大作が結構売れた、という話もあったし、日本人って、こういう「流行っている(と言われている)もの」が大好きだから。

記者「早朝からご苦労さまです。ハリー・ポッターは好きですか?」
流行大好き女「いや、別に」
記者「これまでの4巻は、読んでますか?」
女 「いいえ、今回が初めてです」
記者「そうしますと、今回購入しようとしたきっかけは?」
女 「今流行っていると聞いたものですから」
記者「すると、そういう噂を知って、今回ぜひ読もうと思ったわけですね?」
女 「いいえ、さっきたまたま通りかかったら、皆が並んでいたので、私も並んだだけです。それがハリー・ポッターの本だということは、さっき知りました」
記者「はあ?」

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