意識を変えなきゃいけないのは誰？

今年は暖冬だ、と思っていたら、今朝からの突然の雪。

公共交通機関に影響が出るだろう、と思って、いつもより１時間以上も早く家を出たら、予想通り（？）１時間以上早く着きました！

まあ、その後交通機関が乱れているので、正解っちゃあ正解なんですけど・・・

会社まで結構あるんで、大雪が降ったり、台風が来そうな時には、たまに前日に会社近くのビジネスホテルに泊まることがある。

そうすると、なぜか雪が降らなかったり、台風のコースが変わったり（熱帯低気圧になったり）して、翌朝何事もなく出勤、ということが結構ある。

そのことが知れ渡っている（？）せいか、大雪とか台風予報の前日は、同僚から「はぶて虫さん、今日はホテルに泊まってください」などと言われたりする。


それにしても・・・


軽井沢で起こったツアーバスの転落事故はヒドいな。

まだ原因はよくわかっていないようだけど、運転手はほとんど経験のない中高年２人（うち一人は身寄りがない？）だし、本来あまり通ることがない峠道（一般道）だったとか、そもそもツアーの申請書に運行経路の申請がなかったとか、いろいろと取り沙汰されている。

また、事故当時かなりのスピードで走行していたことも、無事に救出された人たちからの証言から明らからしい。


運転手の過失はもちろんだけど、それに加えてツアー企画会社やバス運行会社の責任は大きいと思う。

料金を安くした分、安全を疎かにした、というのが実態だろうが、国としてどこまで規制・管理を徹底するか、という問題が当然出てくると思う。

一方で、格安ツアーを利用する方も、それなりの覚悟はしておかなければならない、という意見もある。

＜「痛いニュース！」から＞
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1867720.html


娘を亡くした母親が、悲しみも抑えて気丈に対応しているというのに、「だったら、安いツアーなんかに参加させるなよ」と言うのも、ちょっと言い過ぎかなあと思う。

だけど、ツアーに参加しようとする側としては、申し込む前に「こんな安い料金で大丈夫なのか？」という予測（危険予知）をすることも大切なのではなかろうか。

格安の中身は「安全を疎かにしている」というのではなく、「そこまでのサービスはありませんよ」という程度のものにしていかないとダメだと思うし、どこまでを「満足」と言うのかは難しいけど、消費者側の意識も変えていかないと、今後も「料金だけは安いが・・・」という商品が後を絶たないと思う。