いちゃもん、いろいろ

・福田首相の現職投げ出しを受けて、総裁選への立候補を表明した「政界のコバンザメ」小池百合子。

昨日の会見で、「社会の一員であり続けながら、安心して出産、子育てができる、そんな女性の目線に立った政策を実行したい」と言っていた。

これって、女性の立場に立った発言のように報じられているが、よ～く読めば「出産・子育てをしている女性は、社会の一員ではない」と言っているのと同じ。

「私は子育てを経験していないけれど・・・・」という言葉も、「私は、社会の一員としてちゃんと仕事をしている」と言いたいのだろうし、非常にわかりやすい考え方だと思う。

差別的な発言、というよりは、これが彼女の率直な気持ちだろう。

女性から見て、こんな人間が日本のトップに立っていいと思うんだろうか。

そして、最後に「女性の生活者の観点を表明していきたい」と言っていた。

もともと私は、女性は政治家にあまり向いていない、という考えを持っている。

立場にもよるのだろうが、少なくとも批判・反論を一手に引き受けるような立場には向いていないと思うのだ。

もちろん、今回の福田首相のような人間は、男性か女性か以前の問題で、そもそも政治家に向いていない、というわけだが・・・


・北の湖理事長がついに辞任した。

よくここまで抵抗してきたものだと思うのだが、やはり一般の常識というものが通用しない世界だから、本人としては、いまだに不本意なんだろうと思う。

どうせ、タニマチか誰かに「いやいや、アンタ悪くない。辞める必要なんか全然ないから！」などと言われていたんじゃないのか。

だって、あそこまで力士が不祥事を起こしているというのに、まったく反省していないのだから。

いつも「オレが悪いことをしたわけじゃないのに、何で辞めなきゃならないんだよ」って顔してたし。

理事長の自覚なんて、たぶん皆無だったと思うぞ。


・さて、星野がＷＢＣの監督を断ることにしたそうな。

さすがは、機を見るに敏の男だ。

ホントは、やりたくてやりたくてしょうがないんだろうけど、ここまで非難されるとは思わなかったんだと思う。

この男も、まわりの人間にチヤホヤされていて、有頂天になっているから、こんな当たり前のことも判断できないようになってしまったんだろうか。

普通は、恥ずかしくて、とても監督なんて引き受けられられないだろうにねえ。

こういう男は、見ていてとても痛々しい。