どっちもイヤ！？

プロ野球パリーグは、劇的な逆転勝ちでオリックスが優勝を飾った。

それまで首位を走っていたソフトバンクが、あと２試合を残して「マジック１」だったにもかかわらず、何と２連敗をしてしまい、オリックスと勝敗がまったく並んでしまった結果、対戦成績の関係でオリックスが優勝となったわけだ。

しかも、昨日の試合では、途中までソフトトバンクが勝っていて、オリックスが負けていた。

「これで決まりか？」と思っていたところ、ほぼ同時にソフトトバンクが逆転され、オリックスが逆転し、一気に立場が入れ替わった。

先に勝利をものにしたオリックスが球場で待っていたところ、オーロラビジョンにソフトトバンク戦が映し出されたが、すでに二死となっていて、最後の打者・三森が打ち取られたところでジ・エンド。

何とも劇的な幕切れだった。

それに比べて、わが広島カープは・・・

残り３試合を全部勝てば、何とかＣＳへの出場権を得ることができるかも知れない、という状況で、何と３連敗。

しかも、勝っている試合を「いつも通り」の不可解な継投をして逆転負けするなど、何とも情けない結果だった。

しかも、最終戦となる昨日の中日戦では、シーズン途中から投手に転向した根尾が先発だったにもかかわらず、３回でヒットを１本しか打てず、その後は柳を勝ち投手にするためだけの投手リレーにうまくはめられて完敗。

最終的には、安定の５位だった。

試合終了後、ファンを前にして、佐々岡は涙を流しながら「今シーズン限りで監督を辞任します」と挨拶したそうだ。

え～っと、何で泣くの？

何か悔しいことでもあったの？

勝っても負けても、ほとんど表情が変わることがなく、終始ぼ～っとしているイメージしかなかったので、そこに何がしかの感情が存在しているとは、とても思えなかったのだけど。

しかも、「監督を辞任します」？

もしかして、続投する可能性もあったということか？

それを考えたら、ＣＳに進出しなくて、ホントに良かったと思う。

だけど、後任は東出か高か、と言われている。

どっちも勘弁してほしい。

この二人が、大砲とか育てられるわけがないし、特に東出なんて「うちの選手は技術がないので、盗塁なんかさせられない」などと企業秘密をしゃべっていたので、こんなのが監督になったら、選手の弱点をベラベラとしゃべってしまいそうで怖い。

「○○は、内角が打てないんですよ」とか「△△は、外に逃げるスライダーを投げられたら、ほぼ打てない」とか平気で言いそうだ。

高も東出も、超弱かったカープの暗黒時代に、チームを引っ張った選手ではあるものの、本塁打なんかほとんど打ったことがないし、所詮は「そこそこ」の選手でしかない。

もちろん、監督になるのに、必ずしも実績は必要ない（阪急の黄金時代を築いた上田監督などもいる）し、逆に佐々岡みたいに実績があったところで、戦略というものがまったくないヤツが監督になるとロクなことがない。

とは言え、敵チームに「うちは盗塁しませんよ」とか平気で言うようなヤツなんか、監督にしてはダメだろう。

外から誰か来てくれないかなあ。