お笑いをバカにするなよ！

前にも一度取り上げた番組「お笑いＬＩＶＥ10」

毎回芸能人やタレントが、「私の好きなお笑い芸人ベスト10」を紹介して、その選ばれた芸人たちが生で芸を見せる、というものだ。

いつも見ているわけではないが、最近わかったのは、「私の好きな」と言いつつも、実際には本人はほとんど選んでいないだろう、ということ。

何せ、選んだ理由に「マネージャーの一押し」というのがある。
これって、本人は全然知らない、っていうことじゃないのか？
しかも、こういうのが第５位に位置しているなんて、どう考えても変だろう。

今日のゲストはイケメンの速水もこみち。

ところが、選ばれた芸人にロクなのがいない。

パッション屋良って、いったい何者かね。
もこみちクンは、選んだ理由として「友人がたまにマネしている」と言っていたが、マネできる部分なんかどこにもないし、無理がありすぎる。

「マネージャーの一押し」という女芸人（名前も忘れた）などは、全然笑えない。
タレント本人が選んだことにすると、「センスがない」ということで、その後の人気にも影響してくるので、そこはさすがにマネージャーや友人を使っているのだろう。

極めつけは、第２位の猫ひろし。
選んだ理由が「とにかくめちゃくちゃなところ」だって。

これって「面白くない」って言ってるのと同じだろう。

結局、ゲストと言うのは、ホントに単なるゲストであって、ただのお飾り。
こんなことやってると、そのうち、出てくれるタレントもいなくなるんじゃないのか。

この番組は、間違いなくすぐ消える。


さて、最近話題の「何が面白いのか、さっぱりわからない芸人」猫ひろし。

余談だが、先日読んだ雑誌の中で、映画監督の井筒和幸がこいつの名前を挙げていた。
「（明石家）さんまなんてのは、あんなのは芸でも何でもない」とボロクソに言う一方で、「最近期待している」として挙げた芸人の一人が、この猫ひろし。

最近このおっさんは、言っていることがおかしい。

確か、映画「パッチギ」を撮ったあたりからだろうが、妙に反日的だし、何かあったのかと思わせるような変貌ぶりだ。
そんなヤツが、「さんまは面白くないと思う」のはまだいいとして、「期待しているのが猫ひろし」って、もうものを見る目がなくなったとしか言いようがない。

魂をかの国に売ってしまったのだろうか。
このおっさんが吠えれば吠えるほど、何だか哀れになってくる。