はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

もしかして、安易な発想?

2013-03-01 | 日記
警視庁のウェブサイトに「明日(3/1)、相模原の高校に、猟銃とナイフで完全武装してお邪魔します」と書き込んだバカがいたらしい。

このほかにも、静岡県の高校に対する襲撃予告もあったのだとか。

それを受けた相模原市の高校全15校と静岡県の高校の一部が、本日3月1日を休校にしたのだそうな。


http://www.asahi.com/national/update/0228/TKY201302280541.html


こんなに安易に休校になんかしたら、バカなヤツがすぐに真似するじゃないか。

しかも、休校にした相模原市内の高校のうち、当日卒業式だったところが13校。

卒業式を邪魔してやろうというヤツがいたら、こんな簡単な方法はない。

なぜ、休校になんかするの?
どこの高校を襲うとかいう具体的なものが何もないというのに。

この手の予告って、まず間違いなく「愉快犯」の仕業だと思う。

ということは、実際に「猟銃」を持って現れる、ということなどほぼあり得ない。

そんなヤツがもしいたら、警察が警備していたところで止めようがないよ。


でも「万が一のこと」を考えて、生徒の安全を第一にした?

違うでしょ?

万が一のことがあった時に、責任を追及されるのがイヤなだけでしょ?

確かに、万が一脅迫が本物だった場合、バカ親たちは、どこのどいつかわからない犯人に対して文句を言うのではなく、身近な教師に対して「どうして安全を優先しなかったんだ」と詰め寄るに違いない。

もしも犯人がキチ○イだとしたら、文句を言ってもムダなことくらい、バカ親たちと精神的には近いものがあるので、ちゃんと理解しているはず。

だとしたら、矛先は罪のない教師に向かうのは明らかだ。

だからこそ、そういう「リスク」を回避するために、教師たちは自分たちのことだけを考えて、「たぶん愉快犯であって、何も起きないだろう」と思っていても、「とりあえず休校にしとくか」という判断になったのではなかろうか。

授業が中止になったところで、「あんなクソガキどもを相手にする日が1日減ってラッキー!」と思っている教師もいるかも知れない。

そして、生徒たちも授業が中止になって喜ぶ。

卒業式なんてどうでもいい、と思っている連中は「ちぇ、何で授業のある平日にしないんだよ」と思っているだろう。

つまり、この手の脅迫に対しては、実は「被害者が誰もいない」という状況になってしまう可能性もある。

となると、もしも犯人が逮捕された時には、この犯人が損をするだけ。

皆が喜んでいるにもかかわらず、怒られるわけだから。

だったら、こんなアホなこと、やめればいいのに。


とは言え・・・

実際にどれだけ楽しいのかわからないけど、人が騒ぐのを見て喜ぶような「愉快犯」というのは、頭の中に何か湧いてんのか?

具体的に困らせたい相手がいるわけではないのだとしたら、リスクを冒してまでこんなことをすることは、私には理解できない。

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