はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
映画やスポーツも大好きです!
(旧:はぶて日記)

「天才芸人」考!?

2022-01-23 | 日記
一般人が考える「天才肌の芸人は誰か」アンケートというのがネットにあった。

全国の10~30代の男女を対象に行われたもので、合計2,738名の投票の結果だそうだ。

その結果が以下の通り。


1位:松本人志(ダウンタウン) (355票)
2位:バカリズム (240票)
3位:くっきー!(野性爆弾) (194票)
4位:秋山竜次(ロバート) (146票)
5位:有吉弘行 (139票)
6位:渡辺直美 (136票)
7位:野田クリスタル(マヂカルラブリー) (132票)
8位:長田庄平(チョコレートプラネット) (126票)
9位:山崎弘也(アンタッチャブル) (121票)
10位:ハリウッドザコシショウ (117票)
11位:粗品(霜降り明星) (116票)
12位:板尾創路 (114票)
13位:フワちゃん (113票)
14位:せいや(霜降り明星) (110票)
15位:じろう(シソンヌ) (109票)
16位:ゆりやんレトリィバァ (108票)
17位:友近 (103票)
18位:板倉俊之(インパルス) (102票)
19位:大久保佳代子 (89票)
20位:黒沢かずこ(森三中) (69票)

なるほどね、という芸人も入ってはいるが、中には「こいつのどこが天才肌なんだ?」という芸人もいる。

ハリウッドザコシショウなんて、あれを「天才芸」と言えるかどうかだけど、少なくとも凡人の考える芸ではないことは確かだ。

ただ、個人的にはああいうのを「天才肌」と呼ぶのには違和感がある。

この中で、個人的な好き嫌いは別にして、決定的に違和感があるのが、ロバート秋山・ゆりやんレトリィバァ・板尾創路あたりだろうか。

このあたりの芸人に共通することは、「基本的に、やっていることが面白くない」ということに尽きると思う。

ロバート秋山などは、キング・オブ・コントの優勝者ではあるが、彼らのコントは秋山がいろんなキャラクターを演じているだけで、コントとして見ると、まったく面白くない。

何よりも、秋山にはコメント能力がないので、コント中でのキャラクターでは好き勝手にしゃべってはいるが、コメントを求められた時の対応は素人以下だ。

昨年も、キング・オブ・コントの審査員に選ばれていたが、他の審査員(かまいたち山内・ばいきんぐ小峠・東京03飯塚)と比べても、明らかにクオリティの低さが目立っていた。

まともに答えられないのであれば、審査員を断ればいいのに、こいつの中では、ああいう中途半端なコメントを「センス」だと考えているのであれば、芸人として終わっているとさえ思う。

ゆりやんレトリィバァに関しては、トンチンカンな受け答えが多くて、本人でさえまともに答えているつもりはないだろうに、それを回りが過剰に大笑いしているから、一般の人たちも単に勘違いしているだけだと思う。

板尾創路は、昔から松ちゃんがかわいがっている芸人の一人だけど、単に変人なだけの芸人を「天才肌」と呼ぶのは間違っていると思う。

フワちゃんは、「歯に衣着せぬ」的な発言がウケているようだけど、元々芸人ではないし、面白いことをやっているわけではないので、年上に対するあの失礼な物言いは、いずれ飽きられるし、テレビから消えると思う。


さて、今回は「天才肌だと思う芸人」だけど、先日見たバラエティの中で、「こいつは天才だと思う芸人」という言葉が出てきたので、そこで紹介された芸人を見て、ちょっと思ったこと。

「芸人が天才だと思う芸人は、面白くない!」

この番組では、かつてボキャブラ天国時代に活躍していたコンビである「フォークダンスde成子坂」が挙げられていたのだが、このコンビについて、土田晃之(元U-turn)が「こいつには衝撃を受けた」と言っていた。

その衝撃なコントというのが、ドラえもんを演じるのに、着ぐるみやコスプレで表現するのではなく、単に緑色のタオルを頭に巻いて終わり、というやつだった。

コントの内容としては、シュールなものでそこそこ面白かったのだけど、これを「天才的!」と絶賛する芸人のセンスには驚いた。

「あの発想はなかった」とか「いやあ、驚きました」とか言っていたけど、あの程度の発想は、典型的な「こんなんでええやん」スタイルだと思うので、別に悪くはないけど、絶賛には程遠いものだと思う。

そのほか天竺鼠の川原なども、芸人仲間から「あいつは天才だ」と言われているらしい。

バラエティなどでの発言を聞いていても、「オレは変わってるんだ」感を演出しているだけにしか見えないので、変な発言をするたびに、かえって興ざめしてしまう。

アルコ&ピースの平子などは、自分が天才と思われたいタイプのようで、よく他の芸人を指して「あいつは天才だ」とか言っている。

天才が、いちいちプロデューサー(「アメトーーク!」などの加地P)の顔色なんか窺ったりしないだろう。

こいつを見ていると、いつも「小者だなあ」と思ってしまう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 異様な感覚の人たち | トップ | 電車内のキチ〇イには要注意 »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事