いや、大変だったんだろうけど・・・

群馬県の草津白根山の噴火には驚いた。

何と3000年ぶりの噴火だそうで、近くにある火山についてはある程度警戒はしていたそうだけど、この火山については、ほとんどノーマークだったとか。

原因は「水蒸気噴火」ということらしいが、いちおう「水蒸気爆発」という現象を知っているけど、確かに予測は難しいかも知れない。

＜水蒸気噴火＞
マグマの熱で温められた地下水が水蒸気となって膨張し、火口の岩盤を破って噴き出す現象


この噴火により、ちょうど訓練中だった陸自の隊員が一人亡くなったそうだ。

また、スキー客にも直撃し、稼働していたゴンドラにも噴石が降り注いだということだけど、相当な恐怖だったに違いない。

そんな大惨事にもかかわらず、立憲民主党の枝野代表が、衆院本会議での代表質問の冒頭で「心からお祝いを申し上げます」などと言ったそうだ。

＜枝野代表の発言＞
草津白根山の噴火によって訓練中の自衛官が亡くなった事に心から哀悼の意を表します。また被害に遭われた皆さんに心からお祝いを称します


もちろん、「お見舞い」の言い間違いか、でなければ滑舌が悪いのだろうとは思うけど、うっかり発言にしては、あまりにも不謹慎だろう。

議場では、大きな騒ぎにならなかったどころか、ざわめきもなかったらしいけど。

これが自民党議員の発言だったら、それはもう大喜びで「何という謹慎な発言、すぐに議員を辞職すべきだ」などと大騒ぎしたに違いない。


気になったのは、今朝のニュースでも流れていた、ゴンドラに乗っていて被害に遭った若者が撮影した動画。

一部に、「どうして、あんなに上から目線なんだ？」という指摘があるみたいだけど、興奮して、パニックになって、「早く助けてくれ～」と絶叫するのはしょうがないと思う。

ただ、気になったのはそこではなく、最後の「パパ、愛してるよ」という部分。

さすがに、この発言にはちょっと引いた。

テロップが出ていたけど、このあんちゃん２８歳だそうな。

すでに結婚している立派な大人である。

それが、こんな発言をするとは・・・

と思っていたら、やはりネットで盛り上がっていた。

https://www.j-cast.com/2018/01/24319455.html

実際そういう家族なのであれば、別にいいのだけど、こういうのをニュース用に提供する時点で、何だかイタい家族のような気がしてならない。

まあ、被害者に対して言うのも失礼だとは思いつつも、やっぱり「みんな、同じことを思ってたんだなあ」と思った次第です。