はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
映画やスポーツも大好きです!
(旧:はぶて日記)

戦い終えて・・・でも、何だか変?

2004-08-30 | 日記
オリンピックが終わった。

特に感想はないが、戦い終わった選手たちの言葉から、気になるものをいくつか。

<谷亮子>「田村で世界一、谷亮子でも世界一」

確かに谷亮子は強い。
でもこの人の場合、ナンシー関がすでに看破していたように、自分で「前人未到」などと言っちゃう人である。
自意識過剰なのではなく、本人としてはリップサービスのつもりで、たぶん気の利いたことでも言っているつもりなんだろうが、やはり何だか変だ。
記者がつけるであろう見出しやタイトルを、すべて自分で言っちゃってる感じだ。


<北島康介>「超、気持ちいい」

この発言に対して「ムカつく」「何様だと思っているんだ」などとイチャモンをつけているヤツがいたが、それは言いがかりというものだろう。
本人としては、素直な気持ちをそのまま言ったんだろうと思う。
ただ、見ていて何だか頭悪そうではある。


<長嶋茂雄>「みんなボロボロになるまでよく戦い抜いてくれました。私の中には金メダル以上のものがいくつかあります」

野球が銅メダルに終わった時のコメントだが、とてもボロボロになるまで戦っているようには見えなかった、ということを言うつもりはない。
「金メダル以上のものがいくつか」って、相変わらずわけのわからない言い方だ。
こんなもの載せないようにするか、適当に文章を校正しろよ。

続いて、見ていた側からのコメント(今日の産経新聞から)


<荻野アンナ(作家)>「今回はのびのびオリンピックとでもいいますか。(中略)選手たちが心から楽しみながら、結果も出した初めての大会になった」

いったい、どこをどう見ればこんなことが言い切れるのか。
皆必死でやっているに違いないのに、「のびのび」とはどういう了見か。
しかも「初めての大会」って、こいつはいったいいくつだ。
ものすごく上から見下ろしたような言い方だ。

そもそも今日の新聞の見出しが『「女性の五輪」といわれた17日間の聖地での熱戦を、女性の識者、著名人はどう見ていたのか聞きました』なのだが、その代表が、有森裕子はともかく、なぜ荻野アンナや高田万由子なんだ?

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