はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

読書感想文③「十角館の殺人」

2021-05-29 | 日記
続いては、綾辻行人の作品2作。 まずは③綾辻行人「十角館の殺人」 彼のデビュー作であり、「ミステリー史上最大級の驚愕の結末が読者を待ち受ける」といううたい文句がついている。 アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」を意識したと思われる内容だが、いわゆる「叙述トリック」ものであり、途中までミスリードしながら、終盤の一行でもって、一気に流れをひっくり返す、という展開となっている。 確か . . . 本文を読む
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読書感想文②「眼球堂の殺人」

2021-05-29 | 日記
続く3本は、いずれも風変りな建物を題材とした殺人事件ものです。 ② 周木律「眼球堂の殺人」 放浪の天才数学者が主人公として、狂気の天才建築学者が建てた「眼球堂」が舞台となっているのだけど、建物を利用したトリックについては、特に言うことはない。 途中でわかったという人も多いみたいだけど、壮大な仕掛けとなっている。 ただ、それ以前の問題として、この建築学者が各界の天才たちを殺そうとしたその動機 . . . 本文を読む
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