吉松ひろむの日記

高麗陶磁器並びに李朝朝鮮、現代韓国に詳しい吉松ひろむの日記です。大正生まれ、大正ロマンのブログです。

ルーツの新発見

2005年05月01日 19時56分23秒 | Weblog
ルーツの項で書いたが逆に私の住む東北弁でルがツになる話をしたい。
直ぐに「行くから」・・「行っから」、これ「やるよ」・・・「やっから」
「食べるから」・・・「食べっから」、「早くから」・・・「早っから」
「いる」・・・「おっから」、「切るから」・・・「切っから」
「する」・・・「すっから」、「散るから」・・・「散っから」・・・等。どうして・・・。
ルが省略されてツになるのだろう?
 それに「カムサムニダ」の「ニダ」・・・日本語で「~です」を考えると
東北弁の「~うんダ」(そうです)を思い出す。似ていると思いませんか?何か関係があるよな。
 お神輿ワショイの「ワッショイ」はお神輿が「来た」というハングル。
 重いものを持ち上げる時の掛け声「セーノ」は「三、四」の韓国語。
 ハナから縁起が良いやの「ハナ」は韓国語の「最初、一」の意味。祭りのいなせな「パッチ」は
韓国語のパジ・・(下袴)等、古朝鮮語を調べると互いの言葉がいつからどこで変化したのか
面白いテーマになる。
 韓国人はサ行の濁音をきちんと標記出来ないし、その文字がないので
所沢が「トコロジャワ」となり、ありがとうゴキャイマスのジャイを何度聞いた事か。
そして語頭に濁音はない。
ビールはピール、学校はカッコウとなるが、語中の清音は濁音に変るのも不思議である。
韓国はカンゴク、九九八十一はクグとなり、大根はタイゴン。
 友人の韓国人Kさんが始めて日本に来られて、新幹線で隣り合わせた人に
「どこからきましたか?」と聞かれて
「カンゴクからきました」と返事をすると、隣の人は慌てて黙ってしまったとか・・。
監獄と間違えたのは無理もない。