yabmaroom

☆yabmaruとその仲間たちののほほん日記☆

コブクロファンフェスタ2009

2009年03月23日 23時13分32秒 | ミュージックる~む

年に1度だけ、和歌山で行われるイベント、
それがコブクロファンフェスタ。
5年ぐらい前はチケットも楽勝で取れたのに、
ここ2~3年はチケットを取るのも抽選で、
しかも外れる人の方が多くなってしまった人気イベントです。
一昨年は私も初めて「落選」を経験しましたが、
今年はなんとか当選することが出来ました


そうやって運良く参加出来ることになった今年のファンフェスタ。
場所はいつもと同じ和歌山ビッグホエール。
大阪城ホールのスタンド席を一回り小さくしたような箱で、
それでも6千人収容できる。



今回のイベントは。
なんとコブクロメジャーデビュー8周年の記念日に行われるとあって、
参加する側も、そして当の本人たちも気合いの入るライブとなりました。
昨年に結成10年の一大イベントを終えたコブクロだけに
どんなステージを見せてくれるのかワクワク感いっぱいでしたが
いい意味で期待を裏切られた感の大きかったイベントですね




オープニングはなんと未来への帰り道
全く予想だにしなかったこの1曲に
「そう来たかーー」と、してやられた感いっぱいでした。

そして曲を聴きながら、
二人の姿を重ねながら、
今まで一緒に過ごせたこと、
そして9年目も一緒にスタート出来ることが
とても幸せに感じた瞬間でもありました
もう乗っけからしんみりモードでしたが


続く六等星もライブで聴くのは久しぶり
シンプルな照明が一段と輝きを放っていました。




「ようこそファンフェスタ2009へ~




小渕くんのそんな言葉から始まったMC。
ライブが久々とあってかなりテンション上がってる模様
黒田くんに至っては手のつけられないガキ大将と言った感じ(笑)
でもその姿を見ると、嬉しいのはファンだけじゃないんだって
なんだかにこやかに思えたりもしました

少し話してさぁ次の曲へという時、
いきなりステージ上で“リップクリーム”を塗り出す小渕くん
黒田くんに「なんで今やねん!ってすかさず突っ込まれてましたが
次の曲に大事だから…だそうで
3曲目だし、開演前に塗っても効果あると思うんですがねぇ
小渕くんならではのこだわりでしょうか


そして歌った曲はまたまた超久々のBell



でも…



しっかりリップを塗ったはずなのに、
わざわざ黒田くんに突っ込まれてまで塗ったのに、
口笛が途中からうまく吹けなくて断念してしまった小渕くん
笑ってごまかしちゃったのも、カワイくてgooでしたが
続くTo calling of loveのハープは、リップの効果絶大で完璧でしたがね



そしてファンフェスタならではの「肩の力を抜いた(!?)」雰囲気で、
なんとジャンケンでお互いコブクロのリクエストソングを演ろうと言うことに。
ジャンケンで勝ったのは…




小渕くん!




うなだれる黒田くん


「俺が勝ったことにしといてお願いやから。いやや~~~」



どうやらさっさと自分の番を終わらせてしまいたかった模様。
うなだれたままダダをこねる黒田くんに、
「はよ立てと言って黒田くんの譜面をめくる小渕くん。
「ハイっと言って素直に立ち上がって手を揃える黒田くんには、
また会場が笑いに包まれた瞬間でもありました



そしてジャンケンで勝った小渕くんが選んだ曲はYOU
う~~ん、いつぶりかなぁ?
久しく聴いてない気はする。
最近の小渕くんならではの選曲だなぁって感じでした。

対する黒田くんが選んだのはエピローグ
黒田くんってやっぱ、
お互いそれぞれ「らしさ」が出た選曲でしたが、黒田くん曰く
「サビで俺がボーカルの曲にしといたら良かったそうです(笑)


その後はカバーを4曲。
The Roseカッコ良かったですねぇ
まさか洋楽歌ってくれるとは思いませんでした。
しかも女性ボーカルだし。
あまりにもカッコいいので小渕くんが真似て「That never ~」の部分を
テノール歌手ばりに必要以上に強調して歌ってましたが、
黒田くんに


「それ美輪さんやろ


と突っ込まれ、またまた会場は爆笑の渦に包まれました


あとクラプトンのLayla
もうカンペキ
サブイボモノです
座りで聴いたのがもったいないぐらいでした。
黒田くんが「ギターが弾けないことが悔しい
(僕が弾いてると思って聴いて下さいとも)言ってましたが、
ほんとにツインギターがめちゃくちゃカッコ良かったです
もちろん黒田くんのボーカルも絶品でしたが
「ごちそうさまでしたっ」って感でいっぱいのカバーコーナーでした。

でもファンフェスでカバーやるなんて初めてかな?
ライクを彷彿させる演出に、コブクロの愛を感じました




その後はみなさんお聞きになりましたでしょうか?
FM53局による生放送ですよ
53局ですよ
ほとんどどこに居ても聞けるし、
FMかければコブクロライブって感じですよね。
オンエアはたった1時間でしたが、
聞いてた方も楽しめたのでしょうか?

会場にいた人には「出来るだけポジティブな声を」との黒田くんの指示で
手拍子は大きく、歓声も大きく目で合図通りに動いてました
でもその裏では、朝のTVでも放送されてましたが、


「黒田、放送始まったらまっったく喋れへんから、見ててや


の小渕くんの言葉通り、ほんとにそれまでの黒田くんからは想像出来ない
おとなしぶりでした
まぁ放送が終わった途端、また舌好調でしたがね(爆)
曲は君という名の翼、Million Films、Stating line、蕾、桜、
時の足音、そして4/15に発売になるの全7曲。
新曲「虹」では、ステージ後方に一列に並んだ照明が七色に輝き、
その光りはすぅ~っと観客席にアーチのように伸びて、
まるで虹の中で聴いてるようでした。
「夢」を「虹」に捉えたコブクロの新曲、オススメなので
みなさん良かったら是非聴いてみて下さいね。



放送終了後は終盤盛り上がりタイム~
1曲目に選んでくれたのは新曲Summer Rainでした。
いい意味でコブクロっぽくないアレンジ(サザンぽいかなー)で、
特に間奏のガットギターが常夏感を表現してて最高
夏にピッタリの曲でした
またツアーで聴けるのが楽しみですね。
その後は神風でハートを作り、
memoryでは階段から落ちそうなぐらいジャンプしまくって本編終了。






そしてアンコール。






ギター1本だけ抱えて再度登場した二人が歌ってくれたのは
STRAIGHTでした。



この曲は、彼らにとっても想い入れの深い曲。
デビューして2~3年ぐらいしたときだっただろうか?
曲が思うように売れなくて、でも曲は書かなきゃいけなくて、
売れなきゃ商売にもなんなくて、
やりたいことがなんなのかわかんなくなって…

そんな一番しんどかった時に、出来た曲
だからこそ、芯がしっかりしてる曲なんだと思う。
その曲を敢えて8周年のデビュー記念日に選んでくれたこと。
結成して10年を過ぎた今このときに選んでくれたこと。

その意味が。
とてもシンプルなメロディと歌詞に乗っかって。
ココロの深いところにグッときました





「それぞれいつも
 STRAIGHT, Blowin' in the wind」




最後はギターの音もなくなって。
コブクロの二人と。
観客の声だけが響く。
黒田くんと観客のユニゾンに。
乗っかる小渕くんのハーモニー。




  曲がりくねった途だと思っても。
  きっと真っ直ぐに突き進んでいる。
  だから自分を信じて。
  ゆっくり行こうよ。




何度も。
何度も。
繰り返されるたった2行の歌詞に。
メロディに。
コブクロからのいっぱいのメッセージを感じられて。
そしてそんなコブクロが
すぐ側にいてくれるように感じられて。
なんだか顔が緩んでしまいました




そしてオーラスYELL




ギターのイントロに手拍子だけが乗って。
あの瞬間から、ここへと繋がる。




きっと。




最後はこの曲だろうなって思ってたから
イントロが流れた瞬間、安堵感が感じられました。
やっぱり「コブクロだな」って


そしてサビに入る前小渕くんが言ってくれた言葉。




「一緒に歌おう!」




とっても、
とっても、
嬉しかったです





カバー曲込みで全22曲。
どれ一つ手抜きのない楽曲たちは
「肩の力を抜いて」は聴けないほど真っ直ぐで
それでいてコブクロらしさに溢れた曲たちばかりでした。





8年と言う月日、メジャーの一線で活躍し続けること
休まず活動し続けることは
並大抵のことじゃ出来ないと思う。
それを敢えてサラっとやってのけてしまうのが「コブクロ」。
だから「コブクロ」なんだと思う。





また暑い夏が来て。
風も少し冷たくなったころ。
9年目も変わらず真っ直ぐ突き進むであろう
二人に会うことが出来る。




その時も。
全部でコブクロが感じられるように。
コブクロに恥ずかしくないように。
風に吹かれながらも、
自分の途を
しっかり歩いて行かないとね。




どんなに曲がりくねっていても。
きっと真っ直ぐに続いてるはずだから




「それぞれいつも
 STRAIGHT, Blowin' in the wind」