6時過ぎ、会場に入ると花道の近さに大興奮
コブクロのアンケートは回収率がとても高い。
きっとそれもファンのコブクロへの想いの強さなんだと思う。
求められてるものには応えてあげたいと思うし、
伝わらないものはこちらから伝えたいと。
歓声が上がる。
と言うフレーズにハッとする。
音にだけ乗せて交わせるメッセージ。
歌の最中にも「大阪~~」とコールしてくれる二人。
その言葉にすら愛を感じる。
そして最初のMC。
小渕くんの言葉にめいっぱいの愛を込めて、
「おかえり~~」と答える。
ここだけはいつも変わらない。
地元大阪だけの特権。
そんなみんなの気持ちが1つになれる最初の瞬間
そこからはいつものノリで笑いも交えながらのMC。
会場スタンド後方から「黒田ーー」の男性の声援に
「呼び捨てにするな」とバッサリ。
「もっと丁寧な言い方あるやろ」と小渕くんに突っ込まれ、
「呼び捨てにしないで下さい」と言い直す黒田くん。
小渕くんに「ムカツク~」と言われてました。
そして更に、小渕くんに突っ込まれる。
「またデパートの包装紙みたいな格好ですけど、
どこのデパートですかね?」の問いに、
「なんでもかんでもデパートに例えるとこが古い」と返す黒田くん。
そして仕返しとばかりに
「今日もだいぶ、(かかとの)高いブーツ履いてますね」と一言。
「履いてねーよ!」としっかり否定の小渕くん。
そんないつものやり取りに何故かホッとしてしまう。
そしてMCが一段落したところで君色
“恋なんて病”と言うメロディがとてもキャッチーで耳に残る。
もうすごくスキ。
小渕くんの言葉を借りると、ほんと「スキな感じ」
とってもコブクロっぽい、王道的な1曲。
黒田くんのヴォーカルが冴え渡る。
更に桜赤い糸と続く。
コブクロが結成された当初に出来た古い古い曲。
不安よりも自信が勝ってる。
だから余裕があって、糸も強く太く感じられる。
それは桜にしても同じ。
とても心に響いた瞬間でした。
そしてここから中盤。
COINはまたまた新曲。
聴くのはlikeに続いて2度目。
「公衆電話」「10円玉」等と言う言葉が時代をトリップさせてくれる。
今は何でも便利な時代になって、お金を持って無くても
携帯でモノが買えたりする。
でも便利なのはいいんだけど、
それによって大事なものが忘れられているんじゃないか、
そこに見えていた景色さえ消えているんじゃないか、
繋がっていた人と人との繋がりも無くなっているんじゃないか、
そう言う大事なものを今に映したいと言う
小渕くんの想いが込められた1曲です。
続く水面の蝶
こちらはタイトルからは予想出来ないとてもヘビーなアレンジ。
そのギャップにどんどん引き込まれる。
“羽の折れた蝶が水面を揺らす”
その1行に、小渕くんの歌詞チカラが全て現われてるかのような、
息も出来ないぐらい強い、強い1曲でした。
次は一転してここにしか咲かない花
コブクロの人気の火付け役となった1曲。
心に映し出される景色は、歌詞そのもの。
コブクロの曲の中でも、とても色が見える1曲なんじゃないかと思う。
ここまでで半分が新曲。
その多さに、小渕くんのこのツアーに対する想い入れが伺える。
その想いをココロでギュっと感じながら、
ライブは中盤メインへと流れるのでありました。
~続く~