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☆yabmaruとその仲間たちののほほん日記☆

出逢った日

2008年12月20日 00時46分58秒 | のほほん日記

昨日、友達とは難波で食事をした。
2時間半ほど喋って食べて、時間も9時半。
毎朝早いのでそろそろと思って席を立ったけど、
なんとなくまだ別れたくなくて、「よし、歌いに行こう!」と誘った。


1年以上ぶりぐらいの、しかもコブクロ以外の曲は
もう3年ぐらい歌ってないんじゃないだろうか
最初は「コブクロが儲かるように」って思いで歌ってたんだけど、
だんだんマニア化してきて、歌うときは絶対二人で、
私は小渕パート(ハモリ)専門だった。
だから普通にに行けるのにちょっと嬉しかったりもした。


なんばならシダックスかなーと思ってなんばCityから北へ移動したとき、
エスカレーターに乗りながらふと思い出したことがあった。



「ここ、ロケット広場やったとこやんな?
このエスカレーターの上で、旦那と初めて待ち合わせた場所やわ



確かクリスマス直後だったから、季節はちょうど今頃。
そして初めて出逢ったのは、
15年前の今日(もう日付け変わったけど)12月19日だった



エスカレーターに乗りながら、15年も前のことが鮮明に思い出された。



ヤブ丸その頃なんと22歳
若っっ
旦那は27歳でした。
きっと22のお子様には、さぞかし年上の人が大人に見えたのでしょう。


でも実際初めてデートしてみると、
思っていたのとはちょっと違うかった
何がと言うより全てが
なので私的に「もう次はナイな」と思ってその日は後にした。


そして年末が来て、
年が明けて、
帰省から戻ってきた4日ぐらいに、
旦那から電話がかかってきた。
もちろんその頃は携帯などないから、
(私は一人暮らしだったけど)旦那は家から電話してきたことになる。


「明けましておめでとう。今年もよろしく」と言われた。
『今年も、あるんや』と内心思った。
だって私の中ではもう終わってたから、
電話がかかってきたことすらビックリだった。
そして「映画行こうよ」と誘われた。


私は正直、映画とか全く興味ナイ人だったので
またまた内心『映画かぁ』と思った。
でもま、映画だったら映画観てたらいいだけやしと思って
とりあえずもう1回会うことにした。



そして映画の日。



私は自分の持ってる中で一番ヒールの高い靴を履いてった。
ヤな女だ(笑)
完全に旦那より身長が高かったと思う。
それでヤな女だと思ってくれ!と思った。


そして映画を観て、不覚にも感動
映画もいいもんだと思いながら、そのまま食事へ。
そこで聞かれた。




「趣味とか、何なん?」






私は答えた。











「競馬…とか」








私、完全嫌われたかったんやろうか
イヤ、でもこれ事実だったんです。
競馬場、通ってましたから。
通うってほどでもないけど、場外馬券売り場はすっごい嫌いだったので
友達と競馬場に行ったりはしてたんです。
100円で馬券買って遊ぶ程度ですが。


話を戻して。



さすがに女が競馬なんて言ったら引くだろうと思いきや、
「競馬するんやー
俺やったことないから今度連れてってよー」
「いいよー



またまた不覚にも即答した。
だって競馬場行けるんやもん、誰でもいい(爆)




それから数日後。
ほんとに二人で競馬場に行った。
そこであり得ないことが起きた。

何万も人がいる中で、
会社の先輩と遭遇したのだ
しっかり見られた
しかもその時の先輩の表情は明らかに「」な顔だった。
私は翌日出勤するのがめっちゃ怖かった
めんどくさいことになったな~なんて思いながら。



もちろん翌日会社では「彼氏ではナイ!」と説明した。
でも先輩の顔はやっぱり「」だったし、
周りのみんなも「」だった
タイミングというものは、ほんと恐ろしいです。



その競馬に行ったとき辺りから、
年末の悪印象が少しずつ消えてきた。
会えばまた次、そしてまた次という風に、
気付いたら毎週末会ってどこかに行くようになった。
ただ「付き合って」と言う言葉は一言もなかったので、
今でもってもどこから付き合ったのかが分からないのではあるけれど




絶対に、結婚はこの人とはナイと思ってた。
ちょうどその時私はモテ期だったのか、
旦那以外にも毎日のように2人の人がをかけてきたりした。
その気はナイので個人的に会うことは断り続けてたが、
あまりにもその二人がしつこいのでとりあえず1度ずつ会うことにした。
でもやっぱり、会っても余計引くだけだった(笑)






そんなことがありながらも。
絶対結婚はナイと思ってたにも関わらず。
今も隣には旦那がいます。

15年って言うと、小学1年の時に初めて会ったとしたら、
もう成人式を終えて社会人になろうという時まで
一緒に過ごしてることになるんですね。
そう考えたら、随分長い間一緒にいたんだなぁと思います。



出逢った日に特に何かするとかってのは我が家ではないけど、
昨日何気に歩いたあの頃と同じ道で、
あの頃の気持ちを思い出せたのは良かったかなと思えた。
そして今も、やっぱり一緒に居られて良かったなと思います。




友達が言ってました。


「お互い、持ってないもん持ってるから
必要とし合えるんちゃうかな?」って。


良く「価値観が一緒の人がいい」って言う人がいます。
でもそれはあまりに似すぎると、面白みがないかもしれません。
基本的な部分はもちろん一緒の方がいいですが、
どっちかが弱ったときに一緒に弱ってたんじゃ
二人でいる意味ないですからね。
私たちはその点ではバランスが良かったのかもしれません。






15年。




振り返ってみればすぐだったような気もするけど
その間にはやっぱりいろんなこともあって、
そこを超えてこその15年だったのかなぁと思います。
この先どうなるか分かりませんが、
(私は常に離婚の危機感は持っていようってタイプなので)
まぁそこそこ楽しくやっていけたらなーって思います。



たまたま旦那の話しになりましたが。



長くお付き合いのある人はみんな、
大事にしていかないといけませんね。
そしてまだまだ短いお付き合いの人も。
これから5年、10年と、よろしくです




みなさんは、ヤブ丸と出逢った日を憶えていますか?
どんな印象だったのかなぁ~
もし良かったら、あなたのヤブ丸初印象を教えて下さいねっ。