yabmaroom

☆yabmaruとその仲間たちののほほん日記☆

しおれる時。

2008年12月01日 22時28分34秒 | ビジネスる~む
最近、3年育てている(と言っても水やるだけ)パキラが、
かなりの勢いで枯れていってました。
植物が枯れるときは、自分の不幸を植木が持ってってくれてるからだと
誰かに聞いたことがあります。
いやな前触れだな、あんなに元気なパキラだったのに・・・
そんなことを思いながら1ヶ月。
とうとうしおれ切ってしまいました
そしてそれは、たんなる前触れではなかったようです。





今朝、話があると専務に呼ばれました。
そしてその内容があまり思わしくないものなんだろうなと言うのは、
先週末の出来事から、薄々感づいていました。


前回の記事のことがあった翌日。
会社側からの返事はありませんでした。
私は実質試用期間切れまで最後の日だったので、
どうなったのかとても心配で1日を過ごしました。
帰りに呼ばれそうになったんですが、私はライブに行く日で
すぐ帰らないといけなかったのでその旨を伝えました。


ところが。


翌日はカレンダー上は休みだったのですが、
出勤して欲しいみたいなことを頼まれました。
私も予定が既にあったので「もし出勤の場合、代休は頂けますか」
と聞いてみました。
カレンダー上の休みなので当然の話ですよね?
ところが返ってきた返事は、「難しいね。」


どうして、難しいのでしょう?


私が少し納得が行かない素振りを見せると、
夜に電話を入れると言われました。
そしてかかってきた電話は「明日、休みでいいから」でした。
おそらくこの瞬間が今思えば全てだったように思います。



今朝専務が話した内容は、


「休みの日でもみんな来てるのに、ヤブ丸さんだけ特別扱いとか
やっぱりちょっと難しいね。
契約と言われればそうなんだけど、
今うちの会社は小さくてみんなで力を合わせなきゃいけない。
そんな時に一人だけ別扱いすることは難しい。」


と言うことでした。


私は、頭が??ってなりました。
だってそれ、採用時の面接の時に何度も確認したやん
みんなが残って仕事してるときに
一人だけ先には帰りにくいのでやっぱり辞退しますって言ったやん
その為の契約社員なんだから、心配することないって言ったやん
だから私だって他の人に申し訳ないと思いながらも
割り切ってフレックス使用してたのに


「あの時はまだ初めての試みで良く分からなかったから。
でもやってみて、やっぱり難しいなって。
ヤブ丸さんにはほんと良くして貰って助かっています。
その点はほんとにありがたく思っています。
でも昨日も縫製さんや外注のパタンナーさんにも
出勤して貰ってるのに、社員が休んでるのはおかしいでしょ?」


おかしいって、私外注さんの2倍以上のスピードで型数こなしてますけど
いったいこの2ヶ月、何を見てらしたのでしょう?
早く帰るのだけを見てた?(と言っても9:00-19:00ですよ)
カレンダー通りに休むのだけを見てた?
早く帰る日は8時に出勤してたよ。
休む前はその分スピード上げて、残業して調整したよ。
会社の足を引っ張ること、した覚えないんだけどな。。。
でも全然、見ててくれてなかったんだな


そう思えたら、私がここにいる必要はないんだと思いました。
なのできちんと言葉で確認しました。


「それは、今この会社に契約社員は必要ないってことですか?」



「そう言うことだね。」



返事はあっさりとしたものでした。
そしてそれは、先週の始めに話した内容と全く話が変わっていました。
もう無理だなと思った私は「わかりました」とだけ伝えて、
その場を後にしました。



それから1時間後。


人事の方に呼ばれました。
いよいよ退職日を決める話しかと思いきや
彼女の口から出たのは意外な言葉でした。


「それでヤブ丸さん、契約の話しなんですが、
大丈夫ですか?」




ヘッ?
さっき、もう話し終わってるんやけど。


「あれ?専務のお話しでは契約社員はもう要らないとお伺いしましたが」

「えっ?何ですかそれ。私は会社からそんな話は1つも伺ってませんよ。
前回と同じ条件でしか契約できないけど、
それで良ければ契約するって聞いてますが。
それに契約社員がダメとか、フレックスがダメとか
そんな話も一切社長との間で出ていません


「えっ?でも専務が・・・」

「おそらくそれは感情的になって漏らされたんだと思います。」

「でも1時間前の話ですし、私もそう言われたらなす術がないです

「ではもう一度社長に確認してきますね」



そう言うやり取りが続いて、30分後また呼ばれました。


「やはり会社的にはそんな話ししてないし、
専務も同席されてましたが、そんな話はしてないとおっしゃってます」






???





してない??




キオクソウシツなん??





私が想いを告げると、人事の方は丁寧に対応して下さいました。
そしておっしゃったこと。


「ヤブ丸さんは人としてごもっともなことをおっしゃてますよ


その一言ですごい救われた気がして、危うく涙が出そうになりました
その方を見てると、なんとか引き止めたいと言う気持ちが
言葉や間、表情等から全面に見受けられるんです。
それはここ3ヶ月で辞めてった数人(5人ぐらいいたみたいです)が
みんな専務と折りが合わずに辞めてって、
それでどれだけ会社が損してるか分かってらっしゃるからなんです。

私は最後に、「今までの条件そのままでも可能なら、
まだ考える余地はあるけれど、正社員じゃなきゃムリ、
サービス出勤出来なきゃムリとおっしゃるなら、
それをお受けすることは出来ません。
申し訳ありません。」と伝えました。



おそらく専務が一度口にしたことは覆らないと思います。
だからそうやってたくさんの人が辞めてってしまうのです。
たくさんの社内のヒドイ話も、この数日でたくさん耳にしました。
そしてその犠牲となった方がまた一人、先週末に退職されました。
こんな状態で会社が良くなるわけないし、
私が入社前に見えてた景色もやはり、
そのままストレートに空気に乗って伝わってたんだなって思いました。



先週の始めに話があったとき。



そのまま1度で契約にサインしてたら、
こんな話も出てこなかったでしょう。
でもその場で契約してたら、
もしかしたら泥沼にはまる想いをこの先してたかもしれません。
それに早く気付くことが出来たのは良かったのかもしれません。




私が私なりのプライドを持つ理由。



それは自分のためではないんです。
私をこうやってここまで育ててくれた全ての人達への
感謝の気持ちの証なんです。
私を否定すると言う事は、
私をここまで導いてくれた全ての人をも
否定することに思えるのです。
だからこそ、守らねばならないものもあるのです。




帰りに。



スーパーで買い物をしながら、今日は何作ろうかな~なんて
普段と変わらぬ気分でいました。
それはそれで幸せな証。
健康だし、大事なヒトもたくさんいる。
そしてその大事なヒトの中で、
私と言うヒトが生きている。
たくさんの愛や訓えによって育てられた私と言うヒトが、
今この瞬間もちゃんと生きていてくれている
そのことだけで、
とても幸せなことですよね




最近私に大役を任せたちょっとおっとりのキミも。
マークいっぱいのメールでいつもココロ和ませてくれるほんわかなキミも。
大事なときに限っていつもタイミングよく言葉くれるキミも。
バレーの話しばっかなのに何故か元気をくれるバレーバカ(笑)のキミも。
自分が大変な時にも私を想っていてくれるキミも。
あっちのキミも・・・。
こっちのキミも・・・。




片っ端から思い出されて、
スーパーで涙ぐんだことは内緒です
でも旦那が帰って来てから泣くのはマズイなと、
チャリで走りながらボロボロ泣きました
なのでもうスッキリです
今日もみなさんに支えて貰いました。
でも、今日コブクロ聴くのはやめときます(笑)




  いつの日も 僕を突き動かすもの
  足元を見れば ただ一つの ANSWER






自分を信じて。
みんなをチカラに。


また明日から、とりあえず頑張ります




新しい植木、まずは買いに行こうかな。