yabmaroom

☆yabmaruとその仲間たちののほほん日記☆

ap bank fes'06レポ~後編~

2006年07月17日 13時21分18秒 | ミュージックる~む
~前書き
アーティストの言葉は私の記憶+apの公式HPを合わせて書かせて頂きます~



真夏の太陽が容赦なく降り注ぐ午後2時、
桜井さんの登場とともにライヴがスタートしました

「やっときた~、この日がきたぞ~~

それが桜井さんの第一声でした。
そしてまずピアノソロに合わせて1曲。
残念ながら曲名は知りません

そしてband act1組目、レミオロメンの登場
セットリストは
春夏秋冬蒼の世界雨上がり南風スタンドバイミー粉雪太陽の下
の7曲。
特に南風のサビ部分、手を挙げて左右に揺らすのが気持ち良かった~
彼らもすごく楽しそうに演奏してました。
私は個人的に生で彼らのライヴを見るのは2回目ですが、
やっぱレミロメいいですね
約30分のステージでした。

ここで一旦休憩。
20分の休憩がとられたんですが、もう飲み物がないので買いに行こうとしたら、

15分は並んだかなぁ
飲み物を買い終わって席に戻ったら、すぐlive actスタート。
全く休む余裕ナシ


桜井さんがまた登場し、2曲披露。
そしてアーティスト1組目の紹介。

「素敵なハーモニー、男二人組。でも今日は三人組
え、えと思った瞬間に

コブクロ~~


と桜井さん
ギャ~~~~~~~
私とモリコ発狂しまくり
跳ぶは叫ぶは大変でした

1曲目は三人で『桜』
二番を歌うとき桜井さんがメインボーカルをとられ、
小渕くんと顔を見合わせながらハモる二人を見ながら、
「ほんとに良かったね」と言う親心のような気持ちになり、
目頭が熱くなり涙が溢れそうになりました

最後の、「追いかけるだけの悲しみは 強く清らかな悲しみは」
の部分もハモりがついていて、初期の桜を彷彿させました


続いては『YELL』
アレンジもbank bandスタイルでテンポもかなり速めだったので、
YELLの良さがいまいち出てなかったかも
曲が終わって小渕くんが一言。


「みなさんこんにちは、コブクロです

会場から拍手
更に小渕くんは続ける。
「言わずと知れた、普通のMr.Childrenファンのコブクロです

会場からは笑いが起こりました。

「君がいた夏と言う曲が、こんな形(と言って8cmCDのジャケサイズを形どる)のシングルだった頃に発売されてそれを買い、確かその頃桜井さん角刈りでしたよね?」
と突っ込む小渕くん!桜井さんは笑うだけ。


「なんとカッコイイお兄さんと思い、それからCDを買い、ほんと大好きで、
曲を作るときにコードの動きや詞のエッセンス、
桜井さんや桜井さんの周りの方々が作られた音楽の種をたくさん頂き、
自分達で好きに花を咲かせてきたんですけれども、
その桜井さんと一緒のステージに立てることがほんと幸せです
ありがとうございます。」


とかなり緊張した感じで、でも伝えたい気持ちをストレートに表現してくれた小渕くん。
会場からは大きな拍手がこぼれました


そして次は黒田くん。

「ほんとにいろんなカバーをさせて頂いたんですけど、
ちょっと終わってからの打ち上げが行けないんで…」

と言うと、桜井さんが
「えっっ!?

っと大きな声ですかさず返され、また会場から笑いが起こりました

「その代わりこの前リハーサル終わってから
1時間ほど喋らせて頂いたんで僕はもう大丈夫です


って黒田くん。横で小渕くんがククッと笑う。
そうやって二人は桜井さんにどれだけ思い入れがあったかって言うのを
アピールしてくれました。


そして最後に『轍』
黒田くんのボーカルがより一層引き立った1曲となりました。

「夢が叶いました、ありがと~~~~~っ!!」

そう最後に叫んだ小渕くん。
その幸せは私達の心にもしっかり届きました
そして夢をまた1つ叶えた彼らは、笑顔でステージを去りました。


「気持ち良かった~。」

ステージを終えた桜井さんが一番最初に口にされた言葉でした。

「ほんとに、リハーサル終わった後ず~~~~っと喋ってたんです。
僕よりも、『終わりなき旅』をいっぱい歌ってるそうです(笑)
そして『桜』と言う曲は、アマチュア時代に一番最初に作った曲らしいんですけど、それをMr.Childrenの楽曲に混ぜて歌ってたらしいんです。
で、『この曲はなんて曲なんですか?』って聴かれたら、
『Mr.Childrenのアマチュア時代の曲です』と答えてたそうです。
ちょっと自慢話をしてみました


とニヤケ顔で最後締められたのが印象的でした。


コブクロの二人はこの上ない幸せで一杯だったと思います
でも1つだけ欲を言えば、このイベントの趣旨が“エコ意識の連鎖・共振”ってところにあったので、そのメッセージ的なものも欲しかったな~と思いました。
他のアーティストさんは皆さん、それに対してのコメントをされていたので…。

多分コブクロはこのイベントに参加したことで、
また1歩成長を遂げてくれることと思います。
ほんとにいろんな方の、いろんな想いが楽曲となって
ガンガン伝わってくるイベントでしたから
次のコブクロがとても楽しみです


コブクロの次はBoA

「今回ap bank fesにでるので、環境の為に何が出来るのか、何をやってこれたかを考えました。」
一生懸命たどたどしい日本語でエコについて語る彼女。
言葉につまりながらも最後はこう締めました。

「少しのことでいいのです。小さなことから私達がきれいにして行くライブにしましょう。」

とても素晴らしいコメントでした。
曲はCosmic EyesLISTEN TO MY HEARTコノヨノシルシ
の3曲を歌ってくれました。


続いて登場したのはSalyu
新人らしからぬヴォーカル力で精一杯表現してくれました。
3日間出演てことでなのか曲は1曲だけでした。


続いては一青窈
彼女のステージも生で見るのは2回目。
以前もいたく感動したので今日も期待してました。
まずは『ハナミズキ』を披露。
透き通る声が心まで沁みる。
そして歌い終わって一言。

「この間アフリカにいってきたんです。
そこには塵やゴミの山…スモーキーマウンテンがあって、
その中からマンゴーの種を探してる少年がいました。
私に何が出来るのか、世界は何の為にあるのか、考えても答えは見付かりません。
そこで私は嘘をつくことにしたんです。
世界が私やあなたの為にあるのではなく、
あなたや私が世界の為にあるんです。」


そしてこの日の為に書き上げたと言う新曲を歌ってくれ、
全てに心震わされました…。
今ここにいること、その意味を再確認させられた気分でした。


続いてポルノグラフィティ登場。
会場はこの日一番の歓声に包まれた。
そして大興奮のまま『ジョバイロ』に突入。
会場大ノリ

「自分達も去年のフェスに出てからいろいろ考えました。
でも答えがわからないまま今年になって…」


と言うのがヴォーカル岡野くんの言葉。
でもそうやって考えるきっかけを持てたのが良かったんじゃないかと思います。
みんながそうであるように。
曲は『愛が呼ぶほうへ』『メリッサ』で終了。
大変盛り上がりました


続いてはGAKU-MC
サッカーユニフォームを着て登場。
曲は『手を出すな!』
wo wo wo wo wo wow wo wo wo wo wo wo wo wow
のメロディで大合唱。
更にノリはMAXに達した感じでした。


そして最後は、忌野清志朗が登場する予定だった。
御存知の方も多いでしょうが、彼は喉頭がんを発病し、
入院・闘病に入ることがフェス2日前に発表された。
でも桜井さんを始めとするスタッフの意向で、
予定通り楽曲は演奏されることになった。
メインヴォーカルを務めるのは桜井和寿本人。

「僕なんかが歌うのはおこがましいんですが…でも考えたんですよ。
昔西武球場で観たとき、“ドカドカうるさいR&Bバンド”って言うのをやってて、
派手なおっさんだなぁと思ってたの。そしたら最後に
『悲しい気分なんてトバしちまえよ~ドカドカうるさいR&Bバンドさ~』
って歌ってて…これで全部分かった。
そういう気持ちとか伝えたいと思ったから、歌いました。」


『わかってもらえるさ』『デイドリームビリーバー』と続く。
デイドリームビリーバーは私も一生懸命歌いました。
それから『スローバラード』
桜井さんのヴォーカル、ただただ圧巻
素晴らしかったです。

ここから雰囲気が一転。

「みんなも力を貸して下さい!
きっと、きっと、清志朗さんも心のラジオで聴いてくれてるはずだから!」


と言って『トランジスタラジオ』
そして最後は『雨上がりの夜空に』を大合唱。

「こんな夜に お前に乗れないなんて~
 こんな夜に発射出来ないなんて~」


それはまるで、清志朗さんに対するみんなの想いだったような気がします。
清志朗さん聴こえましたか?
みんなの願いは届きましたか?
きっときっと良くなって、またみんなに歌で恩返ししてくれるはずですよね


最後は櫻井さん率いるbank bandでしっとり締めてくれました。
以上でlive act終了。
燃え尽きましたというのが感想

その後一旦休憩。
時刻は6時を回っていたと思う。
20分程の休憩のあと、桜井さん登場。
bank bandは櫻井、Mr.Childrenは桜井と表記されてるようだが、
私は今回あえて“桜井さん”と表記してるのでご了承ください。


さて大トリ、band actとしてMr.Children登場。

会場は大興奮だったのですが、私は熱中症初期症状なのかかなり頭が痛く
ここからはずっと座って聴いていました。
『名もなき詩』の大合唱は素晴らしい一体感でした
ファンでなくても歌えてしまうのは、ミスチルの偉大さなんでしょう。
そして今日一番素敵なメッセージを、桜井さんがくれました。

「みなさんも会社の中とか、家庭の中とか、学校の中で、
すごい些細な日常をそこをちょっと工夫してやるだけで、
ものすごく楽しくなったり嬉しくなったり。
で、そんな工夫が、ちっちゃい工夫が、世界中を廻り廻って、
誰かに影響を及ぼすかもしれない…そんなことを感じながら、
今からやるこの曲を聴いて下さい。」


と言ってレコーディングも終わってないのに歌ってくれたこの曲。
ハープから始まる、しっとりとして、でも強くもあるこの曲。
サビの最後の1行が頭から離れません。


モノクロの僕の毎日に 少ないけど赤黄色緑


それぞれの暮らしの中に、不満や不安がない人なんていないだろう。
でも少し工夫すること、それが少し楽にしてくれる。
自分の存在を感じさせてくれる。
そんな1曲でした。



桜井さんアリガトウ
こんなステキなイベントに参加出来てほんと良かった。
時間の都合で最後まで居れなかったけど、
みんなの熱い熱い想いをいっぱい感じられたし、
私自身も学べたことがいっぱいありました。


愛 愛 本当の意味は分からないけど

誰かを通して 何かを通して
思いは繋がっていくのでしょう
遠くにいるあなたに 今言えるのはそれだけ

悲しい昨日が 涙の向こうで
いつか微笑みに変わったら
人を好きに もっと好きになれるから
頑張らなくてもいいよ



歩きながら聴こえてきた『to U』
きっとみんなの胸にも届いたことでしょう。
そして廻り廻って世界中のあらゆるところにも…