最大の連盟「日本詩吟学院」創始者「木村岳風」のレコードです
学院では「近代吟詠の祖」としています
しかし現代の吟調とはまったく違いますね!
逆アクセントあり、渡りは し放題・・・でも味がありますよね!
これが本当の吟詠なのかもしれません
こういう吟調も継承していきたいものです
現在、詩吟の流派は数えられないくらいあります
以前記事にしたことがありますが、
もともとは「岳風」「積善」「国風」の三人からの分派のようです
昔は豪快の岳風、芸術の積善と言われたらしいです
ちなみに積善の吟も聞きましたが(大干もいいもんです(^^))
http://hiyo-gin.sakura.ne.jp/gakuhuu/sekizen/sekizen.html
(ここで聞けます)・・・凱鶯師匠が継承してる野田節とどことなく似てます
歌謡調の現代の吟調とはまったく違い同じ歌でも「技」って感じです
野田武鶯先生の名言「云うても詩詠(うた)」
「歌」ではなく「詩詠」・・・この違いなのかもしれません
吟も進化しなきゃならないのでしょうが
岳風や国風を名乗ったり
積善を名乗って継承している以上は
このような渋い吟詠も残していきたいですね(^^)v
今はコンクール用の規制の厳しい歌謡曲的な吟詠になってきてます
勝手に吟調を変えていっていいものなのでしょうか
今の基礎の詩吟ができてから100年も経っていないのに
まるっきり別物の吟になっている・・・
変化しすぎだと思うのは私だけでしょうか?
岳風の動画終わってから他のリストが出ます
現代のの詩吟が沢山ありますので聞き比べてください
詩吟というものが全く変わってしまってるのが良くわかります
古い吟に感動するってことはじじいってことでしょうかね((+_+))