静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

第48期生を迎えて

2017年04月06日 17時06分45秒 | 学園紹介

漁師になるための学校、漁業高等学園、園長の青木です。
学園のホームページはこちらです。
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

第48期の生徒が学園に入学して来ました。
声をかけると、オリエンテーションの時よりも元気な声が返ってきました。
まだまだ、船の上では聞こえないレベル!
これから頑張ってもらいます。

入学式は県漁連会長ほか漁業界を代表する方々、県の水産業局長などの来賓にご出席をいただき、祝辞をいただきました。

午後にはさっそく、入学アンケートに始まり、自己紹介、寮での生活方法の説明、国旗のたたみ方、点呼号令の練習を行いました。
点呼号令は、これから毎日行う作業です。

今日の宿題も出しました。
課題は、
「同じ部屋の人と話をする」
と言うもの。
それが宿題?と思われるかも知れません。
しかし、実際に漁船に乗って知らない先輩船員と話をするのは最初の大きな試練。
これで、漁師を続けることができるかを左右することもあります。
自分から話すのが苦手な人も、勇気を出して取り組んで欲しいと思います。

漁師になりたい方の学園見学はいつでも受け付けています。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp

 【コミュニケーション力】
周りの人と話して意思疎通をするのは、どんな職場でも重要なことです。
でも、同じ人と長期間暮らす漁船員にとって、その重要性は特別です。
陸上の仕事なら、職場で話ができなくても、家に帰れば話し相手がいるかも知れません。
それが漁船なら何日も孤独なってしまいます。
まずは、勇気を出して自分から話をすること。
話しかけてもらえるのを待っているようでは、運任せになってしまいます。

 園長のつぶやき
ブログをご覧の皆さんにお願いです。
全国には漁師になりたくても、どうしたらよいか分からない若者がたくさんいます。
学園の存在を知らず、漁師になる道を諦めるなら、こんなに残念なことはありません。
皆さんの周りの、誰にでも構いません。
漁師になる学校があることを教えてください。
一人でも多くの人に、漁師になることを教える学校があることを知っていただきたいです。
よろしくお願いします。

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