静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

学園の食事

2017年04月27日 13時35分23秒 | 学園紹介

漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
学園のホームページはこちらです。
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
現在、スマホ対応版を準備中です。
もうしばらくお待ちください。

学園は全寮制なので、平日は3食、学園の食堂で全員が同じものを食べます。
食事は業務委託をお願いしている業者さんが作ってくれますが、4月から新しい業者さんになりました。
昨年までは、ご飯のお替わりをするとき、賄いの人によそってもらっていましたが、今はセルフになりました。
生徒用に量が多いので、我々職員は最初にご飯を減らしに行きます。
しかし、生徒方は逆にご飯を盛りに行きます。まあ、よく食べます。


食事内容はこんな感じ。
おかずが足りない人向けに、ふりかけや漬け物を用意してくれています。ありがたや。



漁師になりたい方の学園見学はいつでも受け付けています。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp

今年も学園の見学会を開催します。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/harunokengakukai.html
また、県内の中学など、ご要望があれば説明に伺います。

 【賄いの食事と漁船生活】
大型漁船では、一日に3食、あるいは4食のすべてが賄いの食事になります。
好きな食べ物ばかりを食べることができるわけではないので、何でも食べる必要があります。
しかし、アレルギーで食べることができない食品があるのは、自分の努力ではどうにもならないこともあります。
まして、アナフィラキシーショックの恐れがあり、それがよく使われる食材であれば大型漁船に乗ることは厳しくなります。
昨年度の生徒も、この理由で賄い食のない沿岸漁業に就職した生徒がいます。
10年後は違った状況になるかもしれませんが、現時点ではアレルギーで仕事が制限されてしまいます。

 園長のつぶやき
食事を作る業者さんも、意識して魚を提供する機会を増やしてくれています。
とは言ってもの、煮たり焼いたりしたのもので、衛生的な心配で生の魚を寮で出すことは厳しいです。
漁師の卵には、生の魚の美味しさを知って欲しいですが、機会が少なくて残念なところです。
釣り好きの生徒が多いため、休日に自分で釣った魚を刺身で食べる人はいるんですけどね。

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