静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

実習船「わかたか」で

2016年05月20日 13時15分29秒 | 実習
カッター訓練と生徒を分けて、「わかたか」での乗船実習をしました。
今回は生徒数が半分なので、操船についてを詳しく説明です。

しかし、この日は風があって船酔い続出でした。

「わかたか」の実習も、これから刺網、はえ縄など実際の漁業に使うものになります。


【乗り物酔い】
私も水産技術研究所にいたとき、海洋調査で乗船の機会がありました。
ちょっと風吹くと船酔いで這いつくばったのを覚えています。
毎日船に乗るようになると、ほとんどの人は慣れて酔わなくなります。
でも、漁師でさえ正月の休み明けは酔う人がいます。
また、「小さな漁船では、いくら揺れても平気」な人も、大きな船に乗ったらダメ...
ってことも良くあります。
それから重油などの臭いで気持ちが悪くなる人もあります。
全然酔わない人もいますが、船の場合は少数派だと思います。
クルマの場合は、「自分で運転すると酔わない」という人は多いと思います。船も同様で
「いつも船酔いしていたが、操船するようになったら酔わなくなった」とも聞きます。
このへんの仕組みは謎です。私の場合は、ブリッジで舵を操る船長の隣に立っていても、
しっかり酔います。
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