実習はハネ(釣竿)の作成が続きます。
カンザシが合格した生徒はテドコに入ります。
テドコは竿を握る場所に糸で作る滑り止めです。
つまりはカツオ釣り以外でも使う機会が多い技術です。
カンザシと同じで、糸を巻いているときに力を抜くとユルユルになってしまいます。
常に力を加えた状態を維持するので、コツがいるようです。
だんだん釣り竿らしくなってきました。
【漁師用語2】
「ならい風」
漁師用語と行っても、広辞苑に出ています。
三陸から熊野灘の海岸で吹く、冬の強い風を言います。
北西の風が多いですが、地域によって風向きは様々です。
静岡県内では北東の風をさすことが多いようです。
焼津市の方言のページでも紹介されています
https://www.city.yaizu.lg.jp/rekimin/bunkazai/hougen/na/na03.html
伊豆にいた時に「伊豆半島沿いに吹く風だから『ならい』だ」と漁師に聞いたことがあります。
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