静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

遠洋航海実習12日目

2023年11月28日 08時37分11秒 | R5遠洋航海実習
11月28日 火曜日
「やいづ」は漁場であるマリアナ海域に向けて航海中です。
以下昨日の日誌です。
今日から活餌管理がはじまった。まだ初日だったけど思っていたより、なずみが多くて驚いた。ボースンの的確な指示で仕事をする事が出来て良かった。また、タンツーでは少し船酔いしつつも、しっかりとデッキをたわしで擦ることが出来、アイスも食べることが出来たので楽しかった。自習中の序盤は、船酔いに耐えながらしていたので大変だった。途中から船酔いに慣れてきて勉強に集中出来るようになったので、内容を進めることが出来た。大圏航法の問題について悩んでいた時に、専攻科生のK君にその問題の内容の説明をしてもらった。そのおかげで大圏航法についての理解を深めることが出来て、また一歩合格に近づいたので嬉しかった。



かつお一本釣りでは、カツオの群れを船に寄せるため活餌(イワシ類)を使用します。活餌なしで一本釣りはできませんし、活餌の状態の良否が漁の成績にも影響します。このためかつお一本釣り漁船には低温活餌畜養装置が設置されており、高水温漁場で操業する際にも水温を適温に保ち、換水しながら溶存酸素量が低下しないようにすることができます。それでも死んだ餌を回収したり、餌を与える毎日の管理は欠かせません。またデッキみがき(通称:タンツー)も毎朝の日課です。まだ船酔いしている生徒もいると思いますが、自分に勝つんだという強い気持ちでがんばってもらいたいと思います。

12月は学園見学説明会強化月間です。詳細は学園ホームページの注目の情報をご覧ください。https://gyogaku.com


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