静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

奥村幸治氏の講演会「一流(イチロー)の習慣術~夢を叶えるセルフマネジメント」 

2013年07月26日 16時35分58秒 | 日記
焼津商工会議所青年部の主催による表記の講演会が、7月24日(水)に焼津市内の「ウェルシップやいづ」で開催されました。
講師の奥村幸治さんは、1993年にオリックス・ブルーウェーブに入団してイチローの専属打撃投手を務めた方です。
一流のプロ野球選手達が夢を叶えるために、どのようなことをしているか、その大切なポイントは何かを話してくれました。

現場に居合わせた人間しか知ることのできない話には大変説得力があり、おもしろく講演時間はあっという間に過ぎてしまいました。
選手個人のあり方、指導者や上に立つ者のあり方、チーム力の向上など、興味深い話がいくつか聴けました。
奥村氏が、私達に伝えたかったと思われるポイントのごく一部を紹介したいと思います。

・勝つことができるチームは、選手と監督ら指導者が同じ方向を向いている。
・強いチームは、試合ごとに一人ひとりの目標設定が出来ていて、決してグチは言わない。
・選手はファンから誇りに思われる人間にならなければいけない。
・ある程度、基本的な生活習慣ができるまで、規則でしばることも必要である。
・日本のコーチは選手との距離感が近く、「こうしなさい」と自分の技術を一方的に与えてしまう。
・大リーグのコーチは選手をよく観察し、「問題は何か」を聴き出して「解決のヒント」を教えてくれる。
・心技体、特に、大切なのは「早くうまくなりたい。試合に早く出たい」と考える心のプラス思考である。
・目標は、高すぎてダメ。努力すれば、確実にクリアできる程度が良い。
・イチローは、高校時代に寝る前に10分間の素振りを毎日休まずに3年間続けた。
 目標をしっかりと持ち、毎日、努力を続けることが大切である。
・こまっている人を応援できる人間にならなければいけない。
・日本の少年野球は、スポーツとしてのベースボールでなくて、人格を高める「野球道」でもある。


  
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