海外まき網漁船に続いて、遠洋カツオ一本釣り漁船の見学に行きました。
船は第37明豊丸。
この船には47期、48期、49期と連続して卒業生が就職しています。
今回は、この3人が案内してくれました。
船内のすみずみを見せてくれて、甲板上からの模擬(もぎ)釣りも体験させてくれました。
船の生活や漁の様子...
生徒たちはイメージを膨らませることができたと思います。
学園の見学、お待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
園長のつぶやき
学園生の7~8割は大型漁船に就職します。
その就職する大型漁船の多くは遠洋漁船です。
みなさんは遠洋漁業にどのようなイメージがありますか?
きびしい
ほとんど海の上の生活
楽しみがない
・・・などでしょうか?
どれも当たってます。
それでは、学園生の多くがなぜ遠洋漁業を目指すのでしょう?
そして、遠洋の漁師が過酷(かこく)な仕事を続けるのはなぜでしょう?
吉田鶴男さん(宮城県北部船主協会事務局長)が最近のブログでも書いているように
http://gyosenin-boshu.net/?day=20190521
大きな理由の一つが「生きている感」です。
大海原に身を置き、大きな魚を自分の手で捕まえる。
大自然の中に長期間、身を置くからこそ「生きているなぁ」と感じるのでしょう。
他の仕事では、この感覚を得るのは難しいかも知れません。
そして、この生きている感を得る頂点が遠洋マグロ漁船。
長期の航海、10mの波、強風、ときに氷点下の寒さのなかで大型のマグロを捕ります。
快適な現代社会で究極の仕事かも知れません。
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