静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

遠洋カツオ一本釣り漁船の見学

2019年06月05日 09時00分00秒 | 研修・見学

海外まき網漁船に続いて、遠洋カツオ一本釣り漁船の見学に行きました。
船は第37明豊丸。
この船には47期、48期、49期と連続して卒業生が就職しています。
今回は、この3人が案内してくれました。


船内のすみずみを見せてくれて、甲板上からの模擬(もぎ)釣りも体験させてくれました。


船の生活や漁の様子...
生徒たちはイメージを膨らませることができたと思います。

学園の見学、お待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

 園長のつぶやき
学園生の7~8割は大型漁船に就職します。
その就職する大型漁船の多くは遠洋漁船です。

みなさんは遠洋漁業にどのようなイメージがありますか?
 きびしい
 ほとんど海の上の生活
 楽しみがない
・・・などでしょうか?
どれも当たってます。

それでは、学園生の多くがなぜ遠洋漁業を目指すのでしょう?
そして、遠洋の漁師が過酷(かこく)な仕事を続けるのはなぜでしょう?

吉田鶴男さん(宮城県北部船主協会事務局長)が最近のブログでも書いているように
  http://gyosenin-boshu.net/?day=20190521
大きな理由の一つが「生きている感」です。
大海原に身を置き、大きな魚を自分の手で捕まえる。
大自然の中に長期間、身を置くからこそ「生きているなぁ」と感じるのでしょう。
他の仕事では、この感覚を得るのは難しいかも知れません。

そして、この生きている感を得る頂点が遠洋マグロ漁船。
長期の航海、10mの波、強風、ときに氷点下の寒さのなかで大型のマグロを捕ります。
快適な現代社会で究極の仕事かも知れません。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サバの三枚おろし | トップ | ガス溶接実習1 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

研修・見学」カテゴリの最新記事