静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

機関整備実習1

2018年10月04日 11時32分45秒 | 実習

機関実習棟の大型ディーゼルエンジンの整備実習を行いました。
実習用のエンジンは600馬力の六気筒ディーゼルターボ。
100トンくらいの船で使う本物のエンジンです。

漁船のように稼働時間が多くありませんが、生徒の実習を兼ねて毎年1気筒づつ整備します。
内容は、ピストンをシリンダーから抜いて、すり減ったピストンリングの交換です。
ピストンがクルマのエンジンと違って大きいので、大型漁船ではドック入りのときに整備となります。
一般の機関員がやる作業ではないですが、エンジンの仕組みが良く分かるので実習にはもってこいです。


エンジンメーカー赤阪鐵工所の指導で、ピストンを抜く作業を行いました。
農水省の研修生3名もいるんですけど、生徒に遠慮してか一歩引いたところで見学。
ここで遠慮はいらないんですけどね...

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
詳しくはホームページをご覧ください。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

 園長のつぶやき
昨日はお客様がありました。
海と漁の体験研究所の代表、大浦佳代さんです。
静岡県の水産振興審議会の委員もお願いしている方で、昨年の審議会でお会いしました。
今回は、職業紹介の書籍として、漁業版を出筆されることから、取材にご来園でした。
実習船わかたかにご案内して、最新機器の3Dプロッターなどを紹介しました。


そして、例によってスライドでご説明して、施設をご案内しました。

漁師になるための書籍ができることは、とてもうれしいことです。
ほとんどの方が漁師になる方法が分からないのが実状だからです。
本が出版されましたら、ご紹介しますね。

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