機関実習棟の大型ディーゼルエンジンの整備実習を行いました。
実習用のエンジンは600馬力の六気筒ディーゼルターボ。
100トンくらいの船で使う本物のエンジンです。
漁船のように稼働時間が多くありませんが、生徒の実習を兼ねて毎年1気筒づつ整備します。
内容は、ピストンをシリンダーから抜いて、すり減ったピストンリングの交換です。
ピストンがクルマのエンジンと違って大きいので、大型漁船ではドック入りのときに整備となります。
一般の機関員がやる作業ではないですが、エンジンの仕組みが良く分かるので実習にはもってこいです。
エンジンメーカー赤阪鐵工所の指導で、ピストンを抜く作業を行いました。
農水省の研修生3名もいるんですけど、生徒に遠慮してか一歩引いたところで見学。
ここで遠慮はいらないんですけどね...
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園長のつぶやき
昨日はお客様がありました。
海と漁の体験研究所の代表、大浦佳代さんです。
静岡県の水産振興審議会の委員もお願いしている方で、昨年の審議会でお会いしました。
今回は、職業紹介の書籍として、漁業版を出筆されることから、取材にご来園でした。
実習船わかたかにご案内して、最新機器の3Dプロッターなどを紹介しました。
そして、例によってスライドでご説明して、施設をご案内しました。
漁師になるための書籍ができることは、とてもうれしいことです。
ほとんどの方が漁師になる方法が分からないのが実状だからです。
本が出版されましたら、ご紹介しますね。
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