6月3日、4日
ガス溶接講習を静岡県立工科短期大学校で受けました。座学と実技を一流の技術者から教えていただきました。
溶接技術は、船の簡易的な補修、漁具等の製作などに必要な技術です。当然、漁業以外にも様々に活用できるものです。
初めて習う分野の座学。内容を理解するために、必死に授業を受けています。
テストの解答用紙。テストは、自分の理解不足を発見するツールの一つです。間違えた問題は、もう一度見直して、正しい知識を覚えてください。
いよいよ実習が始まります。
ガス溶接は、可燃性ガスと酸素を使い、金属を溶かして接合させる技術です。
酸素ボンベにレギュレーター(調節器)を付けます。レギュレーターは、2つの圧力ゲージがあり、酸素ボンベ内圧力と吐出側圧力がわかるようになっています。
酸素ボンベの右側には、アセチレンガスボンベがあります。こちらにはレギュレーターが装着されています。
トーチへの着火方法と適切な燃焼状態に調節する方法の説明を講師の先生から受けます。
講師による溶接作業。生徒諸君は、説明を聞きながら溶接面を観察しています。
お手本を見た後は、自らが実践します。上手にできるでしょうか?
仲間の作業を見守る。アドバイスができなくとも、火の当て方や時間、それによる材料の変化など見るべきポイントは多くあるでしょう。人のふり見て我ふり。。。。って言葉の通り、仲間の成功や失敗を自らの糧にできるでしょうか?
講師の先生の実技!!
真剣に見ています。
生徒諸君の感想は。。。。。
テストの出来が悪かった。
講師の先生のアドバイスを受けながらの作業はうまくいくが、自分一人での作業では上手く接合しなかった。実際の作業は難しい
テストで間違えた問題は、見直して、おぼえてくださいね。
実際の作業では、経験値の不足により上手にできない結果となりました。これから経験を積めば、必ず上手になります。機会があれば、積極的にチャレンジしてください。
静岡県立工科短期大学校の皆様
金属の接合作業についての知識や技術を生徒諸君に御教授頂きました。在学中に活用する機会はありませんが、彼らが就職した後に今回の講習が生きてくるものと確信しています。
お世話になりました。ありがとうございました。
来週のアーク溶接講習もお願いいたします。