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都営バスと民営バスの共同運行路線、運賃値上げの扱いはそれぞれに

関連ブログ記事・・・2023/3/2付「続:京成バスが一部路線で2023/3/31から値上げ(ICカードの場合は最大4割増し)」、2023/3/10付「京王バスの運賃値上げの詳細(2023/3/25実施) <3/11追記あり>

京成タウンバスの値上げについて、3/2付ブログ記事で

>現在210円の区間が全て220円になるわけではなく、江戸川区内の一部で210円で据え置かれる区間が存在します。

> ・小74系統(小岩駅~小松川警察署間)の全区間

> ・小74系統出入庫(小岩駅~タウンバス車庫前間)のうち、小岩駅~上一色中学校前間

> ・新小20系統(一之江駅前~タウンバス車庫前間)のうち、一之江駅前~東新小岩二丁目間

と書きましたが、調べてみたところ、新小20系統は都営バス(210円均一)との共同運行路線でした。但し、タウンバス車庫前方面は京成タウンバスのみの運行のため値上げ対象です。

https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/bus/map/pdf/minkuru202204_rosenzu.pdf (都営バス路線図・系統一覧表「みんくるガイド」)

また、小74系統自体は都営バスと共同運行ではありませんが、小岩駅~小松川警察署間の全区間で都営バスの錦27系統(小岩駅~小松川警察署~錦糸町駅~両国駅)と路線がかぶっており、事実上の共同運行扱いとして、京成タウンバスも値上げしないようです。小74系統出入庫の上一色中学校前~タウンバス車庫前間は新小20系統と同じ理由で京成タウンバスのみの運行のため値上げ対象です。

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さて、都営バスと民営バスの共同運行路線は、このブログを書いている時点では他に渋66系統(阿佐ヶ谷駅~渋谷駅間)のみです。

3/10付ブログ記事の追記として

> パブリックコメント<2022/12/15付ブログ記事参照>の添付資料には均一運賃エリアにかかわる全系統の改定前・改定後の運賃一覧が掲載されていますが、

https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000244990

> 渋66系統に関しては現行運賃・暫定運賃・本運賃(通常は230円均一)とも「210円均一」になっています。

と書きましたが、実際にはその後扱いが変わったようで、渋66系統については2023/3/25以降「京王バス担当便=220円均一、都営バス担当便=210円均一」となります。

京王バス公式サイトの値上げに関する告知では特段の案内が見当たりませんが、京王バスナビで乗車日を3月25日以降に指定した上で例えば「出発バス停=渋谷駅、到着バス停=阿佐ヶ谷駅」で検索すると、都営バス担当便は210円、京王バス担当便は220円と表示されます。念のため都営バス側に問い合わせてみましたが、その通りとのことでした・・・

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