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続:京成バスが一部路線で2023/3/31から値上げ(ICカードの場合は最大4割増し) <3/13追記あり>

2023/3/1付ブログ記事「京成バスが一部路線で2023/3/31から値上げ(ICカードの場合は最大4割増し)」の続きです。

京成バスのリリース文が更新され、値上げ対象路線を持つ江戸川・金町両営業所の新運賃表が追加されました。

https://www.keiseibus.co.jp/info/upfiles/15a6d2aaec4d7843fa5d14d50c9818ac.pdf

現在「現金160円・ICカード157円」の特定運賃となっている南千住駅東口~フロンティアシティ間は、2023/3/31からは「現金180円・ICカード178円」となります。これは、南千住駅発着の「南千03」系統が荒川区のコミュニティバス「汐入さくら」として運行されており、コミバスではない北千02系統の並行区間も同じ運賃に合わせているからのようです。但し、北千02系統は2023/2/18から平日のみの運行に縮小されました。

また、京成タウンバスの公式サイトにも、値上げ対象路線の新運賃表が掲載されました。

https://www.keisei-townbus.co.jp/pc/info/525/20230302110102.pdf

現在210円の区間が全て220円になるわけではなく、江戸川区内の一部で210円で据え置かれる区間が存在します。

 ・小74系統(小岩駅~小松川警察署間)の全区間

 ・小74系統出入庫(小岩駅~タウンバス車庫前間)のうち、小岩駅~上一色中学校前間

 ・新小20系統(一之江駅前~タウンバス車庫前間)のうち、一之江駅前~東新小岩二丁目間

同じエリアを210円均一の都営バスが運行している関係かもしれませんが、都営バスがメインの浅草方面は今回の値上げ対象となっており、詳細は不明です。

https://www.keisei-townbus.co.jp/pdf/unchin.pdf <2023/3/30までの運賃表>

有01系統(亀有駅~浅草寿町間)のICカード運賃は現在3通り(亀有駅~堀切七丁目間は157円、千住曙町~浅草寿町間は210円、他の区間は220円)ですが、こちらは全て220円に統一されます。

調べてみて、本当にバスって奥が深いと改めて感じました。

 

余談ですが、東京都都市整備局が企画し、京成バスが運転業務を行っている都心とベイエリアを結ぶ「東京BRT」は、同じエリアで一般の路線バスを運行する都営バスとは異なり、開業当初から220円均一です。

https://tokyo-brt.co.jp/about/fare/

 

<3/13追記>

新小20系統および小74系統に運賃据え置き区間があるのは、3/13付ブログ記事「都営バスと民営バスの共同運行路線、運賃値上げの扱いはそれぞれに」で書いたとおり、都営バスと共同運行(新小20系統)および全く同じルートを走る(小74系統)からとのことでした。

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