3.夢舞大橋上
歩道は結構な勾配を上り続けます。
橋上から見た夢洲の浮桟橋。
夢舞大橋は旋回式浮体橋であり、大阪港の主航路で緊急事態が発生した場合、橋の中央部分を旋回させて大型船舶を航行させることができるような構造になっています<まさに技術屋さんの夢ですね!>。ここがそのジョイント部で、 この先が旋回対象です。以前は開閉訓練を行っていましたが2016年が最後となっています。
少し先の歩道部にある夢舞大橋の橋名板には、夢舞大橋が旋回する様子をレリーフ化したものが取り付けられています。一般人がこれをマジマジと見ることができたのは、2025/1/19が初めてです。
夢洲の浮桟橋の向こう側一帯が、大阪IRの予定地です。
北を向いて設置された側の夢舞大橋の橋名板。デザインは同じです。
北側のジョイント部。車道部分も含め壮大な構造です。
舞洲側のアプローチ部。やはり、自転車を降りて渡らせるための涙ぐましい工夫がみられます。
4.舞洲側の地上部
自転車道としては、北行・南行とも西側歩道を通らせるようなペインティングがなされています。万博会期中に東側歩道を活用するのであれば、追加の掲示類が必要ですね。
舞洲側も(当然ですが)東側歩道のアプローチ部は柵で封鎖されており、西側歩道へのルートも合わせて掲示されていました。
<1/23追記>
夢舞大橋の東側歩道ですが、最終的に「万博会期中も一般供用は行わない」ことに決まった模様で、自転車は会場への往復とも西側歩道を押し歩いて通るように案内されています。
https://www.transport.expo2025.or.jp/route/bicycle/
https://www.transport.expo2025.or.jp/pdf/3-5.pdf
おそらく、夢洲自転車駐車場の収容台数が600台とそれほど多くなく、ピーク時でも往復を分離するほどの交通量が見込めないと判断したものと思われますが、そもそも「夢舞大橋歩道が24年越しでついに一般開放された」こと自体を報道するオールドメディアやネットメディアが(既に供用開始から4日以上経過したのに)存在しないので、真相は白日の下になりません・・・
(おわり)