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全国交通ニュースブログ

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淡路島~万博会場間のパソナの高速船、就航する船は新潟の離島からやってきます <追記あり>

2025-04-03 21:33:37 | 大阪・関西万博

2025/3/13付ブログ記事「万博会場の水上アクセスはほぼ貸切便、淡路島からは定期便あり?」の続報です。

上記ブログ記事で

>>1.淡路交流の翼港~夢洲

> パソナグループが主体となり、実際の運航は和幸船舶が実施

と書きましたが、2025/3/24付でパソナグループから正式発表がありました。

https://awaji-resort.pasonagroup.co.jp/news/natureverse_cruise

2025/3/28には淡路交流の翼港(2025/3/21付ブログ記事参照)でお披露目があり、サンテレビが報じました。

https://www.sun-tv.co.jp/suntvnews/news/2025/03/28/85999/

大阪・関西万博の来場者を淡路島にいざなうのが運航の主目的のようですが、以下の運航ダイヤを予定しているので、淡路島北部の住民が万博に行くのにも便利です。

<往路> 淡路交流の翼港発9:30→夢洲着10:30

<復路> 夢洲発17:29→淡路交流の翼港着18:30

運航期間は万博会期中全ての日(2025/4/13~2025/10/13)、片道運賃は3600円を予定しています。

さて、就航する高速船の船名は、パソナのリリース文によれば「PASONA NATUREVERSE号(正式船名:awaline きらら)」となっています。この正式船名でネット検索すると、新潟日報のサイトに2025/2/25付で掲載された記事が引っ掛かりました。

粟島汽船(新潟県粟島浦村)高速船きららの売却先は…社長兼任の会社 住民報告会で説明、2隻体制の維持強調

新潟県には佐渡以外にもう1つ有人離島「粟島」が存在します。人口は300人程度しかいませんが一島一村(粟島浦村)を形成し、村上市の岩船港とを結ぶ航路が唯一の交通手段です。その航路を運航する粟島汽船は村や新潟県などが出資する第三セクターですが、経営立て直しのために和幸船舶の社長が2023/1/19付で同社の社長を兼務し現在に至っています。和幸船舶は佐渡と本土を結ぶ貨物航路を運航しており(2021/8/22付ブログ記事「佐渡島の航路に新潟県外の事業者が参入へ」参照)、その縁で就任したのかも。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC199SN0Z10C23A1000000/

粟島汽船はフェリーと高速船各1隻を保有しており、冬場以外は長年2隻体制で運航してきました。しかし経営再建の一環として高速船「awaline きらら」(2011年製)を和幸船舶に売却し、2025/3/17~9/30の間については夏場も含めフェリー1隻で乗り切ります。

https://awashimakisen.co.jp/schedule.html

上記新潟日報の記事によれば、万博閉幕後は「awaline きらら」を粟島に戻し、以降は粟島汽船が和幸船舶から借り上げて粟島航路に就航させる予定とのこと。

 

<4/12追記>

淡路島と万博会場を結ぶパソナの高速船「PASONA NATUREVERSE号」の専用サイト(https://awajishima-resort.com/awaji-expo_shipaccess/)によれば・・・

4月中と9月中については、夢洲発の時刻が1時間繰り上がって16:29発になるとのことです。

また、淡路交流の翼港内にある駐車場はこの航路の乗船客は使用不可で、淡路夢舞台の北寄りにある「サスティナブルパーク駐車場」に車を止めて専用シャトルバス<駐車場発9:00>で移動する必要があります。



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