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緊急事態宣言解除後も京都市内の観光客向けバスは復活しません

京都府を対象とした緊急事態宣言が6月20日限りで解除され、土休日の昼間は本数半減のうえ特急も全面ロングシート化されていた京阪電車も6月26日以降は元に戻ります。

しかし、京都市バスのうち、観光客をターゲットにした以下の系統は運休が継続されます。

・急行100号系統(京都駅前~博物館三十三間堂前~祇園~岡崎公園 美術館・平安神宮前~銀閣寺前、本来は昼間10分間隔で運行)

・急行101号系統(京都駅前~四条烏丸~ 二条城前~北野天満宮~金閣寺道~大徳寺前~北大路バスターミナル、本来は昼間20分間隔で運行)

・急行102号系統(北大路バスターミナル~千本北大路~金閣寺道~北野白梅町~出町柳駅前~銀閣寺道~錦林車庫前、本来は昼間30分間隔で運行)

・急行105号系統(京都駅前~伏見稲荷大社前~竹田駅方面、本来は昼間60分間隔で運行)

・急行106号系統(京都駅前→東山七条→五条坂→祇園→四条京阪前→四条河原町→京都駅前、本来は1日7便運行)

・急行111号系統(京都駅前→西本願寺前→二条城前→金閣寺道→北野天満宮前→二条城前→西本願寺前→京都駅前、本来は1日5便運行)

・京都岡崎ループ(三条京阪前→河原町三条→四条河原町→四条京阪前→東山三条→動物園正門前→岡崎公園 美術館・平安神宮前→知恩院前→三条京阪前、本来は昼間50分間隔で運行)

https://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000285823.html

特に100号系統は2020年3月頃までは外国人観光客が殺到しており、乗降時間短縮のために特別に前乗り運賃前払いにしたり、座席を削減して詰め込みに対応しスーツケースの置き場所を確保した車両を運行したりしていましたが、今昔の感があります。

ちなみに、同様に全便運休していた京都定期観光バスも一部コースのみ6月21日より運行を再開しますが、

https://resv.kyototeikikanko.gr.jp/Teikan/Web/Default.aspx

一部コースとは「京都三大名所~金閣寺・銀閣寺・清水寺~」「雲龍院の特別拝観と閑臥庵」「スカイバス京都」のみを指します。(自由乗降可能な「スカイホップバス京都」は運休継続)

https://スカイバス京都.jp/info/?p=423

コメント一覧

gyakuretz
これら急行バスは、感染者数が全国的に減少して旅行マインドが高まり、観光客数が大幅に回復した2021年秋の観光シーズンでも(インバウンド客がいないからか)運行再開されることはなく、並行する系統のバスの「密」を招いていました。
京都市バスは例年春に大規模な路線再編・ダイヤ改正を行っており、行く末が気になりますね。
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