2023/3/6付ブログ記事「北薩横断道のうち広瀬道路区間は2023年度内に開通へ」の続報です。
南日本新聞のサイトに、2023/11/29付で以下の記事が掲載されました。
北薩横断道路・さつま広橋-佐志ICが来年3月17日に開通 整備率は48%に
正式の報道発表ではありませんが、知事が記者の目前でそう発言したのかもしれませんね。事前公表通りの2023年度内開通は実現しそうです。
さて、鹿児島県公式サイト内の「鹿児島県が事業主体となる県内の高規格道路」に関するページは、相変わらず貧弱なままです。
https://www.pref.kagoshima.jp/ah04/infra/kotu/seibi/local.html
2023/1/31付ブログ記事「鹿児島空港と県北部を結ぶ幹線道路の全通はまだまだ先」で書いたように、北薩横断道路の未開通部分ではこの区間よりも宮之城道路区間(2021年度事業化)および溝辺道路区間(2020年度事業化)のほうが重要度が高いと考えられますが、いずれについても具体的な情報は鹿児島県公式サイト内には見当たりません。
ただ、溝辺道路区間については、地元の建設業界専門紙のサイトに2023/7/13付で近況報告がなされています。
https://www.kc-news.co.jp/kijitop/20230713-2.html
・鹿児島空港~県道伊集院蒲生溝辺線までの約2kmは、2車線の現道を4車線に拡幅
・以北の野坂IC<開通済み区間>までの約12kmは2車線の自動車専用道路として整備する計画で、中間に2か所のインターチェンジを設置
・2023年度の予算配分額は6億円で、設計・地質・環境調査等を実施
だそうです。事業化から3年が経過しましたが、本格着工まではまだ時間がかかるかも。