土砂降りの雨の中、評判のBMW1シリーズの試乗に出かけました。
本日の試乗車は最新型BMW116iSportです。
ゴルフ6CLより車重が1割増し、パワーが1割増し、なのに体感パワーがゴルフCLより1~2割増しといったところでしょうか。数値以上に俊足です。
セールス氏によると通常走行では116と120のパワー差はほとんどわからないとのことでした。
可変サスペンションのいちばんソフトなコンフォートモードでも我がゴルフより若干ゴツゴツ感がありますが、総じてしなやかな乗り心地で問題なしです。
ゴルフとの最大の相違点はステアリングを切ったときの回頭性です。後部トランクにバッテリーを配置し、前後重量バランスを最適化させた効果はてきめんです。BMWのこだわりここにありです。
後席はややタイトですが、ポロよりはるかに広々しています。(当たり前か・・・)
かなりの渋滞の中で燃費計は11キロ/Lを指していました。相当な省燃費仕様だと推測しました。
残念ながらこの車は価格以外はケチを付けるところがありません。
BMW恐るべし!
今回はチョイ試乗でしたので残念ながら高速は走行していません。それでもエンジンとATの相性の良さ、車体のガッシリ感とサスのしなやかさ、コーナリングの軽快感など市街地走行はゴルフを超える部分があるように思いました。
ただし、後席はゴルフより狭いですし、物入れも少ないです。トランクにはバッテリーが詰まれ、予備のタイヤは装備されていませんが、スペースは狭いです。
まさに「駆け抜ける喜び」を最大に、その他の利便性は最小に、そのようなコンセプトだと思います。
私はまだ試乗していないのですが8速ATとDSGの比較やラゲッジスペースの広さについても教えて頂ければ幸いです.