クルマの3大機能は「走る・曲る・止る」です。ゴルフが圧倒的なのは、言わずもがな、この3大機能です。
クルマが進化するにつれ単なる移動手段から「安全・快適・省エネ」の3機能が重要視されるようになりました。
ゴルフの安全装備は7代目にして、アダプティブクルーズコントロール、レーンキープアシストシステムなどが装備され、飛躍的に向上しました。静かなエンジン音、しなやかな乗り心地、質素だが機能的な室内、快適性も抜かりがありません。。そしてリッター20キロに迫る省燃費。「安全・快適・省エネ」機能も高いレベルにあります。
そして7番目の機能が「楽しい」です。チョイ悪親父の場合は、高速道で素早く追越す、峠道でチョイ速く登る・・など普段はヒツジでも時々はオオカミ的な走を楽しみたい。そんな期待に応えてくれているのは我がゴルフ6CLです。
そんなゴルフ6を越すクルマとして有望だと思ったのがAudiA3 1.4L122馬力でした。このクルマはCG誌のテストでも並み居るクルマのチャンピオンとなりました。お洒落で、走りも優雅なクルマを想像していましたが・・・。
AudiA3 1.4L122馬力を何度か試乗してみましたが、外観のお洒落な雰囲気とはうらはらに、室内はタイトで、ステアリングの感触はごつくて、乗り心地はかなり硬派で、いわゆるスポーティな味付けでした。
くたばりかけの老年親父にはゴルフの広々とした室内、軽めのステアリング、ソフトな乗り心地のほうが楽チンです。
モータージャーナリストの評価とぐうたら親父の嗜好ととは一致しないものですね。
クルマの好き好きは十人十色、だから人生面白いのでしょうか・・・。