ゴルフ7HLの最大の特徴は「なめらか」の一言です。
スタートして巡航速度に到達し止るまでの、加速感・変速感・ハンドリング・乗り心地・ブレーキングにいたる一連の流れが、なめらかです。ゴルフ7は高級車の領域に到達した感じがします。
次に感じるのがエンジンのパワフルさです。前車ゴルフ6CLより、通常走行時30%、元気に加速する場合は50%くらいのパワーアップ感があります。
まず、加速の源であるトルクがゴルフ6CLの200N・mからゴルフ7HLの25.5kg・mに25%アップしました。
しかし、100キロ走行時の回転数がゴルフ6CLの2000回転に対し、ゴルフ7HLが1800回転と、10%ほどハイギヤな設定になっています。
ただし、ゴルフ6CLの変速ポイントは↑6速50キロ、↑7速60キロあたりでしたが、ゴルフ7HLの変速ポイントは↑6速66キロ、↑7速81キロと低いギヤを使います。(減速ポイントは↓6速69キロ、↓5速59キロ) たとえば、最も走行頻度が高い60キロ走行時はゴルフ6CLの7速から、ゴルフ7HLは6速、場合によっては5速で走行していることになります。
ゴルフ7HLの場合で7速→6速は20%のローギヤになりますので、通常走行時はトルク25%アップ、10%ハイギヤ、1速分20%ローギヤを合算すると理論上35%アップとなります。もう1速分(6速→5速のローギヤ25%)を合算すれば60%のアップとなります。
ゴルフ7HLは25%のパワーアップ分を10%ハイギヤ化し、変速ポイントを高くし、低速ギヤで走行する不利を2シリンダーにすることで燃費を稼いだわけです。
これで強力パワーなのに省燃費のゴルフが誕生した・・・。
と、このように考察しました。
どのようなつくりになっているにせよ、なめらかでパワフルな走りを楽しんでいます。
ご挨拶が遅れて申し訳ありませんでした。
私も以前ゴルフ5に乗っていた事があり、ゴルフという車が大好きです。
車業界に生きる人間ゆえ、諸事情から現在は他メーカーですが…^_^;
今後も勉強させていただきたく、拝見させていただきますので宜しくお願いいたします!
素人ゆえ勝手なこと書いてます。半値八掛けで読んでください。