ホームシアター歴16年間のセッティングで最も苦労したのがセンタースピーカーです。
【第1段階:安価で小さく】
2002年、ホームシアターを開始しました。最初に選んだセンタースピーカーが小型で安価な「DENON SC-V505C」です。
【第2段階:フロントスピーカーと合わせる】
2004年、清水から飛び降りたつもりで導入した(当時としては高価な・・)フロントスピーカー「YAMAHA-NS200」と音色が合わないため、これまた清水から飛び降りたつもりでセンターを同一系統の「YAMAHA-NSC200」に入れ替え、しばらくセンタースピーカーの平和な時期が続きました。
【第3段階:フロントハイトスピーカーを導入】
2014年、愛(鬼)妻に壁面収納を強行設置されたためトールスピーカー「YAMAHA-NS200」が使えなくなり、フロントスピーカーを泣く泣く「JBLControl5Plus」に入れ替えました。すると、入れ替えたJBLスピーカーから今まで聞こえなかった音が聞こえるようになりました。そこでセンタースピーカー「YAMAHA-NSC200」を補強するためフロントハイトスピーカー「BOSE201V」を追加し、センタースピーカーとともにセリフが流れる設定に変えました。これが成功しました。セリフが画面の前方から聞こえるようになり、迫力が倍増し、センター+フロントハイトの威力を実感しました。満足満足!
【第4段階:最新AVアンプ導入】
昨年末、AVアンプを最新音声フォーマット「DolbyAtmos」や「DTS-X」に対応した「YAMAHA RX-V781」に入替えました。これまで慣れ親しんだ音場プログラムからの音出しと最新音声「DolbyAtmos」や「DTS-X」の音出しを比較してみましたが、音のつながりや包まれ感は最新音声フォーマットのほうが勝っています。ところが、最新音声はセリフがセンタースピーカーのみから音出しとなりフロントハイトスピーカーの出番がなくなってしまいました。
【第5段階:最新テレビ導入】
年明け、10年選手で調子が悪かった旧テレビを「ソニー BRAVIA KJ-55X8500E」に入れ替えました。新旧テレビの形状が違いセンタースピーカーの置き場所が取れなくなったため、セリフをフロントスピーカーから出すようにAVアンプの設定を変更し、センタースピーカーレスとしました。
センター+フロントハイト時代から比べると、音量が小さく画面の前面から聞こえる感がなくなりましたが、セリフの一言一言がクリアに聞こえるようになり、これまで違和感があった画面の左→前面→右に移動する際のセリフが自然な感じになりました。そして、これがリサイクル品で構成した我がホームシアターの最上セッティングだということがわかりました。
これで我がホーシアターを極めました。(これまで何度もそう思ったのですが・・・)