「一流の音楽を聴く。一流の美を鑑賞する。一流の書物に親しむ。一流に接することにより初めて二流、三流がわかる。」とよく言われますが、 クルマの世界もこれと同様のように思います。
ゴルフに乗り始めて、「走る・曲る・止る」クルマの基本のつくりこみが国産車と違うことに気づきました。さらに国産車は後席中央のシートベルトが2点式に省略されることが多いことにも気づかされました。
まさかの時の備えはいい加減ではいけないことは、今回の原発事故で思い知らされましたが、今のところ国産車が安全装備をドイツ車並みに充実する動きはないようです。
このところ新興国のクルマが急ピッチに実力をつけてきました。このままでは国産車は早晩これらのクルマに席捲されるかもしれません。
国産車お得意のコスト競争は大事ですが、できればドイツ車との走りや安全のクオリティ競争もお願いしたいものです。