今日届いた分で完成!!
ちょっとした壁掛けみたいになった。
くぅ
父のことでそろそろ気持ちに限界が来ている。
もう2ヶ月半、入院した父を見てきたが、
何を買って来てくれ、何が欲しい、から始まって、
転院先探し。
これには絶望的な苦しさがあった。
このままずっと見つからないのではと思わされた。
でも、家に帰ってくるのだけは姉のためにも避けなければいけない。
何軒も電話をかけ続け、何軒も面談に行った。
それでも父を受け入れてくれる病院はなかった。
最後に見つけた「湯川胃腸病院」
あそこに転院させていれば、今は緩和ケアもきちんとしてくれて、
楽に過ごせていたのではと後悔する。
そして、食べられなくなりIVHという点滴。
我々にもっと知識があれば、これがどういう意味を持つのか、
その時に分かっていたはずだった。
抗生剤も、昇圧剤も断って、なおIVHのみを選択する矛盾。
この事が今の私を大きく苦しめている。
姉は主治医への建前か恩義か何かで、
これを止めてくれとは言えないと言っているが、
一時は自分が父をあやめてしまうかもしれないから退院させないでくれと、
主治医に懇願するほど追い詰められていたのに、
今はその父に苦しめられることがないから安心しているのか、
今の私たちの状態を理解してもらえず、主治医との関係を重視するとは悲しい。
主治医は、もう、父がもしも亡くなったら関係のなくなる人だからだ。
もう少し私たちの立場に身を寄せて欲しいと思う。
どれだけ辛い体調かを考えて欲しい。
私たちの精神安定剤の服用ははるかに増えた。
それでも次から次から襲ってくる疑問と不可思議。
父はなんのために生かされているのだろう。
痛いのとしんどいのとで埋め尽くされた言葉。
痰の吸引はホースを手で握ってはずしたくなるほどの苦しさ。
それでも、なんのために息をしているのだろう。
そんな生き方を父は望んでいたのだろうか?
元気だった頃、そんなことは望まなかったように思う。
ただ、苦しまないでその時間が短くて、
安らかに逝きたかったと思っているに違いない。
そう思うと、自分のおかれた状況にギャップが生じて、
精神安定剤に手が伸びる。
中毒になりそうな量。
食欲もない。眠りも中途半端だ。
朝から顔のチックが止まらない。
自分の身体と心がますます病んでいくのが分かる。
これで、ちゃだが会社に行ってしまったら・・・
そう思うとものすごい不安が体中に広がって恐ろしい。
くぅ
今日は父のところへ行った。
もう「しんどい」と「痛い」しか言わない。
高栄養点滴(IVH)というもので生きているのだけれど、
これに何の意味があるのかと思うようになった。
本人は痛みと辛さだけを訴えて、それでも生きている意味はなんだろう。
まだ、父が話せた頃「のたうち回って死にたくない」「痛いのだけは嫌だ」と、
何度も何度もそう言っていたのを思い出す。
今はそれなのではないのだろうか。
のたうち回ってはいない。
しかし、出てくる言葉は「しんどい」「痛い」だけだ。
そうなってまで父は生きていたいのだろうか?
元気な頃、言っていた本音に反して息をしているだけ。
ものすごく辛そうに痰の吸引をされる姿。
見ているこっちも辛すぎる。
家族3人、姉、ちゃだ、私がみんなうつになり、
家族が病んでいく状態でのこの治療は無駄な延命ではないのか?
誰か答えを教えて欲しい。
望んでいるのは延命ではない。
安らかな苦しみのない死なのだ。
くぅ
さっき、親友から電話があった。
彼女はここ何日も東北で活動をしていた。
3.11には東京でコンサートに出ていたので昨日帰ってきたらしい。
私の境遇を察してくれて、
「自分たちは自分たちの楽しいことをやらないといけないよ」と言ってくれた。
そうなんだ。
今、気分的にTVも全く見られないし、食べ物にも興味がなくなっていて、
自分たちの生活がおかしくなってしまっている。
それを普通にしていないとしんどいよ、という彼女の言葉だった。
彼女も近年お父様を亡くしているから、
闘病中の気分も分かって言ってくれている。
今日はビクビクしながら、何もありませんようにと祈りながら、
美容院に行ってきた。
その間ちゃだはバイクのお色直しやら、ファンヒーターの位置を変えてくれたり、
いろいろ活動してくれた。
早く自分たちの普段の生活が戻ってくることを祈っている。
くぅ
今日は父のところへ姉と一緒に行った。
昨日と一転して、痛がるのは足とかだけで、
「しんどい」とか「痛い」という呻きは殆どなく静かに眠っていた。
寝息を聞いても特にこれと言って変化はない。
少し熱があったので水枕をしてもらっていたくらいだった。
この、昨日と今日との具合の変化の差が激しいのが、
私にはこたえて仕方がない。
あと何日、と言う心構えを昨日は数日単位で考えるほどで、
今日はこのまま3月末までいけるんじゃないかと思うくらいだったからだ。
主治医の先生も感染症や劇症的な何かが起こると、
数日だと思っておられて、たぶん「あとどのくらいですか」と聞いても、
答えは出なかっただろうと思う。
そのことが私を苦しめて辛くさせている。
誰にも分からない。
そうなのだけど、このどっちつかずの状態がどうにも受け入れがたい。
一直線に下降線をたどっていればまだしも、
よい日と悪い日を行ったり来たりしている感じ。
見に行った日の容態次第で自分の心が揺り動かされるのが本当に辛い。
抗不安剤のレキソタンは5mgでも1錠では効かなくなった。
動悸が止まらなくて、更に飲むけれど、
身体の奥から不安が次々とわいてくる。
いったいいつまで続くのだろう。
もうとっくに気持ちは限界だと言っている。
くぅ