ぐるぐるねこぐるま

ねこぐるま別館です!

ジュエリーや日々のよもやま話に
おつきあいください♪

明日から10月

2013-09-30 20:23:24 | よもやま

 明日は亡き母の誕生日。
 生きていればもう90才になる。
 私は母が大好きだったし、もっと長く一緒にいたかったと思う。
 一緒に台所に立ったことも少なくて、
 私は母が亡くなってから、姉と家事を分担して、
 最初は焦げたハンバーグなどを出していた。
 もっと多くのことを教えてもらいたかったし、
 もっと大人になってから、大人同士の話もしたかった。

 母が亡くなったのは10月15日。
 私が街路樹から手折っていった金木犀の香りの広がる病室で、
 静かに、静かに亡くなった。

 金木犀が香ると、今も母を思い出す。
 あの白い病室と、そこから見える青い空と。

 

 お母ちゃん・・お母ちゃん・・・
 今年も金木犀の季節が来たよ。

 くぅ
 

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その道の人達

2013-09-28 13:58:16 | よもやま

 私達は何年か前に東京へ行ったとき、
 少しあぶく銭もあったので初めてグリーン車に乗った。
 その時はグリーン車はものすごく空いていて静かな空間だった。

 ふと前を見ると4人の男性が黒背広を着て乗っておられたが、その光景は異様だった。
 2人の男性は座席を回して向かい合わせに座っていたが、
 残りの2人はその人たちに背を向けて腕を後ろの腰に組んで、
 新大阪から東京まで微動だにせずに通路に立っていたのだ。
 その雰囲気から、私達は察した。
 なんとこの人気の少ない車両にわざわざその道の人達と乗り合わせたことを。
 その立っている2人の男性は車両が揺れても足に力を入れて立ち続ける。
 のぞみで東京まで3時間半をだ。
 
 私達は東京が近づいてきたとき、その人達が先にデッキに出たのを見た。
 その後に私達はデッキに出たのだけど、
 最悪なことに、彼らが立っていた方はホーム側のドアではなかった。
 なので私達がそのグリーン車から最初にホームに降り立つことになってしまった。

 さて、ホームに新幹線がゆっくりと止まりドアが開くと、
 そこには全員黒ずくめのその道の人達が30人ほどはいただろうか。
 みんながドアを凝視して輪になって並んでいた。
 私達はそこに一番に入っていかなければいけなかった。
 もちろん、その人たちは何も声を発しない。
 その後で、その4人の男性達がホームに降り立つと、
 「お疲れさまです!!」というタイミングの揃った声が浴びせられた。

 その30人ほどの団体は全員が黒のネクタイを締めていたので、
 私達は誰か関東の大物さんが亡くなったのではと想像した。

 さて、いつもの宿に泊まって、東京の友人とロビーでお茶をしていると、
 なんとまた私達の隣の席に、その道の人達が10人以上で座り、
 その中のエライ人らしい男性はマオカラーの上着を着てホットコーヒーを飲んでいた。
 私達はこの旅行中、この東京に多くのこの道の人達が集結しているのを感じた。
 なぜこんなにどこででも遭遇するのか、横でオレンジジュースを飲んでいても、
 落ち着かないことこの上ない。

 彼らは一般人には何も危害も与えない。
 むしろエライ人になるにつれて紳士的に振る舞ってくれる。
 でも、30人の怖面の黒ずくめの男性達はそれだけで威圧的な感じだった。
 関西から東京までは500km。
 新幹線を使わないでとはいわないが、
 大きなリムジンとかで移動すれば、お付きの2人の男性も座れたのになと思う。

 こんなことを、今プロ野球を見ているとさんざんCMに出てくる、
 「アウトレイジ」という映画のCMを見ていてふと思い出した。

 くぅ
 

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定期診察日

2013-09-27 21:35:51 | 体調

 ペテルギウスの話で忘れるところだった、診察日の記録。

 今日はちゃだも私もとても調子が悪かった。
 いつも9時半からの診察だけど、8時45分くらいに行って扉の前で待っている。
 今日は先客がいて、そのおばさんは9時からだと勘違いをしていたらしい。
 私も調子が悪かったのに、ひたすら話しかけられて疲れた。
 空気を読めないおばさん、KYOってところか・・・。

 ちゃだはベタナミンを5錠にして2週間過ごせたので、
 これを4錠に出来ないか試すのだと主治医に話していた。
 狭心症の薬でもあるインデラルはもう必要ない。
 ちゃだはしんどい体調の中でよくがんばって未来形の話を完成させた。

 しかし私はちゃだの前向きな発言とは裏腹に、マイナスの事ばかりを話していた。
 特に、もう薬を減らそうと躍起になりたくないということや、
 うつ病を治そうとも思わないで「投げやり」になっているということなどをだ。
 主治医はこの「投げやり」という言葉に関心を示し、
 「それは本当に投げやりなのだろうか?」という疑問を投げかけてきた。
 でも、私は頭の中で反芻しながらも投げやりという他はなかった。

 はっきり言うと、最近の私はうつ病を治そうと思っていない。
 もうこのままでうつ病と付き合っていくのが楽だ。
 このくらいで生活できるのなら働けなくてもいいじゃないか。
 正直に、そう思っている。

 主治医にそう言うと「付き合っていく、という考えはいいかもしれない」と、
 あっさりと肯定されたので、彼が私のうつ病に手を焼いていることを確認した。
 
 薬が減らなくて何が悪い。
 薬に依存していて何がどうなるというのだ。
 この数種類の抗うつ剤、抗不安剤、眠剤などと共に、
 死ぬまで生きていければ、それが私に示された人生なのだろう。
 私に必ず訪れる「死ぬ」という仕事は、薬があろうとなかろうと絶対的にやってくる。
 今、薬を1錠減らしてもただ具合が悪くなるだけで、
 そんな1錠は多くの中の1粒に過ぎない。

 薬に関してもうつ病そのものにも、私は「投げやり」という言葉で現した。
 そう、もう6年は長すぎた。
 この一進一退の病状にも慣れすぎた。
 それを主治医に伝えられて、彼が冷静に聞いてくれたことが嬉しかった。

 くぅ

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2つの太陽

2013-09-27 16:25:47 | よもやま

 ハワイのマウナケア天文台の調査によれば、
 オリオン座の1等星「ペテルギウス」は球形を保てなくなっているという。
 これは数週間から数ヶ月以内に超新星爆発が起こる「明白な兆候」であるとのことだ。

 これが起こるとペテルギウスはどうなるのか?
 温度が急上昇し、地球から見ると星は赤から青に変化する。
 どの星よりも明るく輝き、その明るさは満月の100倍ともいわれており、
 太陽と同程度になるとも言われている。

 空には太陽が2つあるように見える可能性もあり、
 地球のある地域では「白夜」が続くことになるだろうという。
 その状態は6週間から3ヶ月続くと予想されるのだそうだ。

 もしもこのようなことになったら、一時的なことではあっても、
 地球の生態系が脅かされる。
 太陽の光で成長する食物は長大に伸び、光合成が進みすぎて池は真緑になる。
 日本では6時くらいが日没なのに、もしかするとそこから第二の午後が始まり、
 夜中の1時、2時となっても明るいままになるかもしれない。

 この情報はガセネタなのかどうなのかは分からないけれど、
 そんなに大ごとになっていないことを見ると、
 ひょっとしたら一部の天文ファンの話題作りなのかもしれない。

 しかし、太陽がもしも2つになれば、地球は灼熱の温度になりかねない。
 これがハルマゲドンなのか・・・と、黙示録を取り出して見る。
 しかし、黙示録の解釈は私の宗教的知識をはるかに超えていて、
 これが「その時」なのかどうかは、謎のままだった。

 くぅ

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夕方の風

2013-09-26 18:31:26 | よもやま

 夕方にはスッキリとした景色が広がり、風が涼しくなった。
 
 私は東京オリンピックが決まったときの新聞の号外を取って置いてある。
 
 リビングのラブマットに寝転んで、その新聞を見ていたら、

 私は東京オリンピックを見られるだろうか・・・そんな気持ちになった。

 末っ子のルカはもうすぐ3才、15年は生きると言われている今のネコちゃんたち。

 ルカよりも長生きできるだろうか?

 最近、ルカの元気な様子を見ていると、

 何となく、私の方が先に逝くような気がする・・・。

 くぅ
 

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