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父のこと

2012-03-16 17:04:26 | よもやま

 今日は父のところへ行った。
 もう「しんどい」と「痛い」しか言わない。

 高栄養点滴(IVH)というもので生きているのだけれど、
 これに何の意味があるのかと思うようになった。
 本人は痛みと辛さだけを訴えて、それでも生きている意味はなんだろう。

 まだ、父が話せた頃「のたうち回って死にたくない」「痛いのだけは嫌だ」と、
 何度も何度もそう言っていたのを思い出す。
 今はそれなのではないのだろうか。
 のたうち回ってはいない。
 しかし、出てくる言葉は「しんどい」「痛い」だけだ。

 そうなってまで父は生きていたいのだろうか?
 元気な頃、言っていた本音に反して息をしているだけ。
 ものすごく辛そうに痰の吸引をされる姿。
 見ているこっちも辛すぎる。

 家族3人、姉、ちゃだ、私がみんなうつになり、
 家族が病んでいく状態でのこの治療は無駄な延命ではないのか?

 誰か答えを教えて欲しい。
 望んでいるのは延命ではない。
 安らかな苦しみのない死なのだ。

 くぅ

コメント
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