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ペルソナ2 罪の感想レビュー(PSPゲーム)

2011年04月14日 18時59分08秒 | ゲーム
アトラスからPSP専用RPGソフト『ペルソナ2 罪』が発売中です。

“現代のニーズにあうインターフェースの見直しをかけた、リファイン版”というキャッチコピー通り、プレステ版と比べて画像面が大幅に強化されていたり、新しくシアターモード(ダウンロードによるクエストを楽しめる等)機能が追加されていたりと、ファン垂涎の内容になっています。

メディアインストール機能によるロード時間の短縮はもちろんのこと、使いやすいオートマッピング機能に加え、マップ中での移動速度の上昇、いつでも戦闘の難易度を変更出来る機能(特にイージーではほぼ敵に負ける恐れはないかと)、合体攻撃の使い勝手の向上、お手軽で速いオートバトルモードの実装などなど、サクサク軽快に物語を読み進めていくことが出来るのは、あまりゲームにプレイ時間を割けない社会人ゲーマーにはありがたいところかと。
プレステ版のファンだった方が昔を懐かしみつつ久しぶりにプレイする、というケースも多そうですし、やり込み派の方は自分でハードルを上げつつ複数回プレイするのも良しですね。

サウンド面では、オリジナル版とリミックス版を選択可能、また、新規オープニングムービーだけではなく、プレステ版のオープニングムービーも再録されています。
プレイ中に見たムービー関連は、ギャラリーで閲覧可能なのも地味に嬉しいですね。

『噂』を活用したゲームシステムは当時の斬新さを失っていませんし、導入部がやや突然ではありますが、魅力的で個性的なキャラクター達の織り成す人間関係は、今見てもかなり楽しめると思います。
ペルソナ1のキャラが引き続き登場することも本作の特徴なので、プレイされたことのある人なら益々ニヤニヤ出来ると思いますが、基本的には初めてプレイする方でも問題ない作りです。

気になった点としては、(引退した?)声優さんの都合があって仕方ないところではありますが、フルボイスでは無いのが非常にもったいなかったかと。
当時の感動をそのままに!という意味では、これが正解という向きもあるかと思いますが、フルプライスでの発売ですし、他の方にお願いして新生キャスティングでレコーディングしても良かったのではないかと。

また、メディアインストール効果で相当ローディングが短くなっているとは言え、バトル毎に読み込み→各キャラからランダムにセリフ演出してからコマンド選択へ、という流れは、人によっては若干ストレスが貯まるかも。
このあたりはUMDの制約の問題でもありますし、これ以上は望めないのかも知れませんが、RPGで最も数をこなすのは戦闘ですし、もう少しインストール容量を増やして縮めるか、カットインと同様にセリフ演出もON、OFFが選べれば良かったなと素人考えながら思う次第。
他のシステム周りが改良されている分、却って目立っているのが勿体無かったです。

結論としては、当時の雰囲気はそのままに、グラフィックデザインとシステムを大幅に洗練した良リメイク作品な仕上がりなので、興味のある方にはオススメの一本です。
後半に当たる『ペルソナ2 罰』の方のリメイクにも期待したいところですね。


気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。


ペルソナ2 罪 公式サイトはこちらから


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