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ROBOTICS;NOTES【ロボティクス・ノーツ】の感想レビュー(ゲーム)

2012年06月28日 12時00分21秒 | ゲーム
5pb.からPS3・Xbox 360用“拡張科学アドベンチャーゲーム”『ROBOTICS;NOTES【ロボティクス・ノーツ】』が発売中です。
“妄想科学アドベンチャー”『CHAOS;HEAD』、“想定科学アドベンチャー”『STEINS;GATE』に続く、“科学アドベンチャーシリーズ第3弾”作品ということで話題ですね。
既にフジテレビのノイタミナ枠にて2012年10月よりアニメ化決定という情報も出ていますし、アニメ版のカオスヘッドやシュタインズゲートを見てファンになったアニメ好きの方の中にも、注目されている方が多いのではないかと思います。

お話的には、2019年、種子島にある高校のロボ部に所属する主人公・八汐海翔とヒロイン・瀬乃宮あき穂の幼馴染コンビが、部費予算のアップと廃部をかけて2020東京万博での優勝を目指す!というところからスタート。
拡張現実がより身近となった近未来でありながら、多分に牧歌的趣きを残す種子島を舞台に、『ロボ部ながらロボットそのものには興味が無い、世界ランキング5位の格闘ゲーマー』である海翔と、『巨大ロボの制作に情熱を燃やし、自分自身も典型的なロボアニメオタ』であるあき穂の凸凹コンビが、基本ドタバタ、時にシリアスに青春を謳歌する一方、その裏側では世界を巻き込む規模の陰謀が進められていて…といった展開です。

例によって、まださわりの部分しか遊べていないのですが、セーブやバックログといったシステム周りは快適、画面も当然ながら美麗なのが嬉しいですね。
今回、イベント絵は2次元イラストですが、いわゆる立ち絵が表示される会話シーンについては全編3Dモデルが起用されており、喜怒哀楽といった表情を、細かに、わかりやすい動きを加えつつ描いてくれるのが好印象でした。
ADVの3Dモデリング表現もここまで来たのか!という感じで、非常になめらかで自然な動きを楽しめましたし、キャラへの愛着もより一層湧くのではないかと思います。
後ろを振り向いたりする様子や、自分とのポジショニングがひと目で分かる様になっているのは凄いですね。

また、今作のテーマである『拡張現実』ですが、スマートフォンが更に進化したようなイメージのフォンドロイド・『ポケコン』を会話中にボタンひとつで取り出すことが出来るだけでなく、それで地図を確認したり、カメラ部分を覗きこんで情報を得たり、つぶやき系SNSを読んだり返信したりすることまで可能という、なんともユニークで斬新なシステムが採用されています。
カメラで覗きこんだ時には、画面内のピント的な微妙なゆらぎまで伝わってきますし、ストーリーに直接関わりのありそうなものから、まったく関係の無さそうなものまで、つぶやき系SNSでは常時多数の情報が飛び交っていたりと、近未来の生活そのものをとてもリアルにシミュレート&体感出来る事に驚かされました。
過去のADVでも、近未来を舞台にしたものはたくさんあると思いますが、それをここまで直感的にプレイヤーに伝えようとする試みは無かったのではないかと思います。
近未来なので、現実世界との地続き感もありますし、進化と身近さが乖離すること無く、上手く混ぜあわせられているのが凄いですね。

さて、キャラクター的には、序盤はほぼロボ部ふたりの会話をメインにして進んでいくわけですが、異性というより身内という感覚同士のふたりなので、「色っぽさ」よりも「気のおけなさ」を全面に押し出した友情演出が多い印象でした。

格ゲー以外にはほとんど興味を持たず、幼馴染が頼みごとをしてくる時にも「自分に格ゲーで勝つこと」を条件にしつつも一切手加減をしないという海翔の性格には、なんたる自己中&鬼畜属性wと(・∀・)ニヤニヤさせられてしまいましたが、常に発作持ちのあき穂の体を案じていたり、本当の窮地には彼女に知らせず裏から手助けしたりと、普段の飄々とした態度とは別にさり気ない優しさが好印象♪
どうやら、終盤では完成した巨大ロボのパイロットとして、強敵と世界をかけた一大決戦!みたいな展開になるようですし、彼の心がどう変化していくのか楽しみです。

一方、あき穂は、実機の巨大ロボを完成させることに強いこだわりを持ちつつも、内心では何をさせても優秀でロボ部の創設者でもある姉に対するコンプレックスを抱えていたりと、普段のノリの良い性格の裏にひそむ女の子らしいか弱さ、繊細さが保護欲をそそる感じで可愛らしかったです。
常に赤い伊達メガネを持ち歩いて、事あるごとにガン◯ムの某赤い彗星の人のセリフを叫ぶ姿は、完全にロボオタ系女子そのもので(・∀・)ニヤニヤなところも親近感が湧きますねw
海翔は普通にスルーしていますが、ひたすら前向きで健気な性格は好印象ですし、ロボ部関係の奇行さえなければクラスの人気者になれるタイプだったのではないかと。
そういう意味では、流行の残念系ヒロイン属性も少し入っていると言えるかも知れませんね。
(いや、もっと凄そうなオタ女子が控えているご様子ですがw)

冒頭では、2019年よりも少し先のクライマックス直前と思しきタイミングで、ロボ部全員が集合するシーンが伏線的に描かれているので、続きがとても気になります。
色々と悪名高いロボ部にどうやって部員たちが集まり、友情を深めあっていくのか、ヒーローでもプロの軍人でもない「オタク」の彼らが世界を救うとはどういう事なのか、良質のシナリオ演出を最後まで楽しみたいと思います。


気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。


ROBOTICS;NOTES【ロボティクス・ノーツ】公式サイト | はこちらから

科学アドベンチャーポータルはこちらから

アニメROBOTICS;NOTES【ロボティクス・ノーツ】公式サイト(記事投稿時にはティザーサイト) | はこちらから

ノイタミナ公式サイト | はこちらから


パッケージ裏


中身はこんな感じ


ソフト




ROBOTICS;NOTESオープニングムービー


『ROBOTICS;NOTES』プロモーションムービー第2弾


『ROBOTICS;NOTES』プロモーションムービー





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