10月最後の日曜日。
振り返ってみると、昨年、一昨年と2年続けて同じ場所に行っていた。
だから今年も向かって3年連続にする事にした。
「去年はここに行ったから今年はあそこ」ってスタンスで行動してる自分にとっては、これは珍しい。
この場所が気に入ってるからというのもあるんだけど、一番の理由は目的地への道が複数あるということ。
つまり3度目の今回でも全く新しい道でアプローチできる。これすごく重要。
日本一の素麺「揖保の糸」の揖保川上流、兵庫県宍粟郡の最も山深い地域、一宮。
R29号沿いは道も広くない上に交通量も多くてあまり楽しくないんだけど、そこを外れて少し入ればぐっと感じが良くなる。
与位の同門
くり抜かれた二つの岩は、かつては奇岩の景勝地だった。
そしてまた、因幡街道の交通の難所でもあったのです。
川に面した岩肌を見ると四角い穴が今でもはっきりと残る。
かつてはここに枕木を挿して桟橋を架けて通行していたようです。
このトンネルが掘られたのは明治36年頃。
最初は人が通れるだけの大きさだったのに、車社会になって穴を広げた為、モルタルが吹き付けられて風情は飛んじゃってますが。
御形神社
室町建築、国の重文。
幕に入ってる家紋は「抱き茗荷」
ミョーガが冥加に通じ、神仏の加護を受けることに通じると思われたので、好んで使った人も多い。
ちなみにぐりお家の家紋も抱き茗荷です。
近くの公園にはこんなのもありました。
K8→R429と繋いで、揖保川の源流に向かって登る。
山が深い。
笠杉トンネルまで登ってきたら、分岐を左に折れて「千町・段が峰林道」へ。
去年くらいに全線舗装されたばかりの道で舗装もきれいでいいんですが、坂はかなりきつかったです。
10%オーバーで登って10%オーバーで下るをひたすら繰り返す、位置エネルギーの無駄使い。
でもやっぱ山はええわー!!
生きてりゃいろんな事あります。いい事も悪い事も。
でもこんな山奥で、一人でキッツー!とか叫びながら走ってる時は、そんなの全部忘れてる。
ヒルクラとか絶対嫌いなはずなのに、気付いたら登ってる事が多いのはこんな理由もあるのかも。
去年と比べて、今年は随分と紅葉が進んでます。
でもなんか茶色いの多くね?
砥峰高原にはだいたい650mくらい登らないといけないんで、それなりにきついです。
でも今まで走った中でここが一番きつかったと思う。
だって標高200m以上余分に登らないといけないから。
13kmの段ケ峰林道を走り終えたら、一昨年のルートに合流する。
めちゃくちゃ雰囲気良かった区間だ!
しかもダート区間だったとこも完全舗装されているではないか!
いいよーいいよー
そして、そうそう。 この暗い森の中を抜けていくと・・・
周囲が開けて一面のススキ畑。
そう、これですよ。これが砥峰高原ですよ。
綺麗な場所。
でもここの本当の魅力は、「この場所にある」って事なんだろう。
厳しい道中の過程を経て、山の上にぽっかりと広がる広大な空間。
これの上位互換が四国カルストな気がする。
10月の最終日曜日に「すすき祭り」が行われてる。これも3年連続参加。
和太鼓演奏も3年連続で鑑賞だが、後ろに立ってる美脚の神河親善大使に視線はクギヅケでした。
いろいろ売ってたけど、今年もやっぱモンテローザの釜飯弁当で。
ススキの中で食す、秋の味。
その後は去年と同じく、峰山高原へと続く基幹林道へ。
こちらも去年よりも色づきが進行してますが、おおっ!って程の感動はなかった。
日光の方はどうやら今年の紅葉は不作のようですが、こちらはどんなもんでしょうかね。
例年よりも秋が長いなんて意見も聞きましたんで、大山の冠雪&紅葉は難しいかもな・・・
リラクシアで中高年の団体さんにお決まりの質問攻めにあう。
「どこから来たん?」「その自転車いくらくらいするの?」「何キロくらい出るの?」
テンプレ乙!
峰山高原からの下りは、いろは坂顔負けのヘアピンカーブの連続。
最後に坂の辻峠を制覇して閉め。
こちらも下りはテクニカルコースです。
そしてここから砥峰高原への新たな林道を発見した。
来年はここからアプローチしてみるかな・・・
そんな気持ちにさせてくれる場所。
ほんといいとこです。
読んでくれてありがとう
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振り返ってみると、昨年、一昨年と2年続けて同じ場所に行っていた。
だから今年も向かって3年連続にする事にした。
「去年はここに行ったから今年はあそこ」ってスタンスで行動してる自分にとっては、これは珍しい。
この場所が気に入ってるからというのもあるんだけど、一番の理由は目的地への道が複数あるということ。
つまり3度目の今回でも全く新しい道でアプローチできる。これすごく重要。
日本一の素麺「揖保の糸」の揖保川上流、兵庫県宍粟郡の最も山深い地域、一宮。
R29号沿いは道も広くない上に交通量も多くてあまり楽しくないんだけど、そこを外れて少し入ればぐっと感じが良くなる。
与位の同門
くり抜かれた二つの岩は、かつては奇岩の景勝地だった。
そしてまた、因幡街道の交通の難所でもあったのです。
川に面した岩肌を見ると四角い穴が今でもはっきりと残る。
かつてはここに枕木を挿して桟橋を架けて通行していたようです。
このトンネルが掘られたのは明治36年頃。
最初は人が通れるだけの大きさだったのに、車社会になって穴を広げた為、モルタルが吹き付けられて風情は飛んじゃってますが。
御形神社
室町建築、国の重文。
幕に入ってる家紋は「抱き茗荷」
ミョーガが冥加に通じ、神仏の加護を受けることに通じると思われたので、好んで使った人も多い。
ちなみにぐりお家の家紋も抱き茗荷です。
近くの公園にはこんなのもありました。
K8→R429と繋いで、揖保川の源流に向かって登る。
山が深い。
笠杉トンネルまで登ってきたら、分岐を左に折れて「千町・段が峰林道」へ。
去年くらいに全線舗装されたばかりの道で舗装もきれいでいいんですが、坂はかなりきつかったです。
10%オーバーで登って10%オーバーで下るをひたすら繰り返す、位置エネルギーの無駄使い。
でもやっぱ山はええわー!!
生きてりゃいろんな事あります。いい事も悪い事も。
でもこんな山奥で、一人でキッツー!とか叫びながら走ってる時は、そんなの全部忘れてる。
ヒルクラとか絶対嫌いなはずなのに、気付いたら登ってる事が多いのはこんな理由もあるのかも。
去年と比べて、今年は随分と紅葉が進んでます。
でもなんか茶色いの多くね?
砥峰高原にはだいたい650mくらい登らないといけないんで、それなりにきついです。
でも今まで走った中でここが一番きつかったと思う。
だって標高200m以上余分に登らないといけないから。
13kmの段ケ峰林道を走り終えたら、一昨年のルートに合流する。
めちゃくちゃ雰囲気良かった区間だ!
しかもダート区間だったとこも完全舗装されているではないか!
いいよーいいよー
そして、そうそう。 この暗い森の中を抜けていくと・・・
周囲が開けて一面のススキ畑。
そう、これですよ。これが砥峰高原ですよ。
綺麗な場所。
でもここの本当の魅力は、「この場所にある」って事なんだろう。
厳しい道中の過程を経て、山の上にぽっかりと広がる広大な空間。
これの上位互換が四国カルストな気がする。
10月の最終日曜日に「すすき祭り」が行われてる。これも3年連続参加。
和太鼓演奏も3年連続で鑑賞だが、後ろに立ってる美脚の神河親善大使に視線はクギヅケでした。
いろいろ売ってたけど、今年もやっぱモンテローザの釜飯弁当で。
ススキの中で食す、秋の味。
その後は去年と同じく、峰山高原へと続く基幹林道へ。
こちらも去年よりも色づきが進行してますが、おおっ!って程の感動はなかった。
日光の方はどうやら今年の紅葉は不作のようですが、こちらはどんなもんでしょうかね。
例年よりも秋が長いなんて意見も聞きましたんで、大山の冠雪&紅葉は難しいかもな・・・
リラクシアで中高年の団体さんにお決まりの質問攻めにあう。
「どこから来たん?」「その自転車いくらくらいするの?」「何キロくらい出るの?」
テンプレ乙!
峰山高原からの下りは、いろは坂顔負けのヘアピンカーブの連続。
最後に坂の辻峠を制覇して閉め。
こちらも下りはテクニカルコースです。
そしてここから砥峰高原への新たな林道を発見した。
来年はここからアプローチしてみるかな・・・
そんな気持ちにさせてくれる場所。
ほんといいとこです。
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個人的に行き止まりじゃなく、「行き詰まり」ってのに惹かれましたね。
九十九折れの下りって実は苦手なんです。
だってブレーキ握る手が疲れるから・・・w
家族で「大変だな~」って声があがってました。
長い冬の始まりですね。ご自愛下さい。
つづらおれの下りは路面が荒れてなかったらテクニカルで面白いですよねー(^q^)
こちらは秋を楽しむ間も無く、いきなり冬に成ってしまいました。
結構きついコースですね。でも最後にご褒美が待っていたのですね。