ひなたぼっこ

「まだ見ぬ素晴らしい景色」を求めて自転車で。

ホイール組みに挑戦 ~完成

2013-10-12 | Bicycle Parts&Maintenance
ホイール組みに挑戦 ~仮組み編から始まった手組チューブラーホイールが完成しました。

「~仮組み編」なんてタイトルの記事をエントリーしたので、「完成編」も書かなきゃいけないですよね・・・


    

iPhoneでのこの一枚しか写真撮ってないんですが、さてどうやって書きましょう・・・(苦笑)


というかね、仮に写真をたくさん撮ってたとしても「振れ取り」を文章にするのは難しい・・
それでも無理やり書くとすれば、

1、仮組みが終わったら、とりあえず全ニップルをスポークのネジ山が隠れるとこまで締める。

2、縦振れをとる

3、横振れをとる

4、ホイールセンターをチェック

5、振れが0.5mm以下になるまで2~4を我慢強く繰り返す

手順はこれだけで、「とにかく我慢強く繰り返す」これに尽きると思います。

振れ取りのやり方は単純で、


矢印の方向にリム穴はオフセットしていて、その方向のハブフランジへとスポークが繋がってます。
スポークの傾きを見ればわかりますよね。
で、赤い方へリムを動かしたければ赤い矢印のニップルを締める、黄色の方向へ動かしたければそこのニップルを、
そして縦振れが出てるとこは、その場所のニップルを締める、これを繰り返すだけ。
振れが取れたらセンターを確認して、調整が必要なら動かしたい方のニップルを締めて調整、
その後また振れ取りを・・・・ と繰り返します。

基本的にはニップルを締めていくだけで振れを取っていきます。
ニップルを締める度にリムが動くのが目で分かるのでどんどん振れがとれていきますよ。

でも、あるところを過ぎるとニップルを締めても振れが全然取れなく・・・どころが酷くなっていきます。
そうなったら締めすぎなので、思い切って全ニップルを一回転・若しくは二回転くらい緩めてやり直しましょう。
このスポークを締めるテンション(スポークテンション)を把握するにはある程度の経験が必要なんだと思います。
今回はショップの作業スペースで逐一教えてもらいながら作業したので、
触ってもらって「まだ緩いから全部一回転締めましょう」とか「締めすぎなんて1.5回転緩めましょう」などと教えてもらえたんですが、
全部を自力でやるつもりの人はテンションメーターを用意した方が、目安が出来ていいと思います。
というか、その方が絶対早く仕上がるので用意した方がいいですね。


と、ここまで書いてみましたが・・・ やっぱりいまいち分からないでしょ?(笑)
興味がある人は是非とも自分でやってみましょうって事ですね。



さ、完成したホイールです。




待ち焦がれていたロープロリム。



空力?? んなもんどうでもいいんですw


シルバーに輝くラージフランジハブ。





クリンチャーに使ってるtradizionクラシックハブ(左)も普通のよりはフランジが大きめなんですが、
今回のサンエクシードはやっぱりでかいっすねえ!!
クロモリファンとしてここがオールシルバーなのは譲れないっすわ。ビューティホー!




CASATIの前に並べてみましたが、後ろにもう一台あるのもあって何がなんだか・・・(笑)


ショップで重量を計ってみたところ、前780g、後920gで 合計1700g(QR無)。
お世辞にも軽いとは言えないですね。

でもこのリムは実測で380gとけっこう軽いです。
そしてチューブラータイヤと併せて、走行のフィールは実重量よりもずっと軽いんじゃないかなと密かに期待してます。
もしも軽さが足りなくて不満があれば、次はアルミニップルで組み替えるってのもいいですね。
そういうのが気軽に出来るのも手組の醍醐味ではないでしょうか。


早くタイヤを貼り付けて、そしてあれとあれを取り付けてグヘヘ・・・


でもチューブラーのタイヤ選び・・・難しすぎ!ヽ(`Д´)ノ
全然決まりませんorz



読んでくれてありがとう。
にほんブログ村 自転車ブログ クロモリロードへにほんブログ村