経営戦略コンサルの洞窟

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改めて戦略議論

2008-10-18 22:40:38 | Weblog
新たな戦略コンサルプロジェクトの進め方を発見。

今回は初めてのパートナーとの仕事。

もちろんスコープに沿って、粛々と仕事。

プロジェクト終了2日前にパートナーが始めて報告書を見る。

フムフムと言いながら、最後に戦略の議論が足りないな。

ちなみにこのプロジェクトはコスト削減である。

そこからチームで議論を重ね、3枚のスライドを報告書の最初の方につけた。もちろん定性的で大きな議論のみである。

それにより今後の戦略的方向性の仮説と、その中での今回のプロジェクトの意味合い、このプロジェクト終了後のクライアントのするべき方向性が明確になった。

そのおかげで、スコープの中の提案がより明確になった。

最後の数日で、見違えるように報告内容の付加価値が上がった瞬間だ。

もちろん最終報告でのクライアントも非常に満足そうだった。

今まで、スコープ内の議論を早期の仮説によってレベルを高めることをしてきたが、それに加えて、また別途もう一度クライアント全体戦略の視点を議論することで、質を上げる。

久々に感動すると共に、自分の能力を一段を上げないといけないことを痛感。