ぐうな日々

みたり おもったり わらったり

十二人の怒れる男

2009年11月19日 | 芝居
渋谷 シアターコクーンで上演中の
「十二人の怒れる男」を観劇 
演出は蜷川幸雄さん 開演前に 客席後方に発見
演出家に見られて芝居するのって 稽古中と違って
やりにくいのかなぁ・・・

客席までせりだした舞台 それを四方から囲むような客席
とても一体感があって この陪審員の会話劇に
私も参加している気分 
一気に作品の中へ
私の大好きな中井貴一さん演じる男性が 初めはたったひとり
無罪を主張する 
まわりの陪審員から攻められながらも 証拠に次々と疑問を
投げかけて ひとり またひとりと 無罪と言う人を増やしていく
そして最後には・・・ 

人種差別や個人的偏見など いろいろと話し合ううちに
浮き彫りになってきて 論戦好きな私は 
感情に任せて 怒鳴る役の人には 思わず「黙れ」と
言いたくなった 
なんか職場の打ち合わせに似た感覚

でも日本でも裁判員制度が始まり 人事ではない内容 
とても考えさせられる 芝居だった
今度は1番前の席での観劇なので 楽しみだなぁ~